投資(お金)の勉強103 【高配当株で『自分年金』を作ろう】
はぁ~ 不安にゃ💦
どうしたの猫さん
年金2,000万円問題が心配にゃ
あぁ、なるほど!
老後にお金に困らずに生活したいにゃ💦
そうだね、同感です(>_<)
なにかいい方法はないかにゃ??
うーん、とねえ……
あるよ(^^)
ほんとにゃ?
うん、本当だよ
どんな方法にゃ?
高配当株投資で
『自分年金』を作ろう!!
プランだよ(^^)
おお、なんかすごそうにゃ✨
他にも方法は色々あるんだけど
そのなかのひとつとしてお勧めできる
高配当株で自分年金を作る
というプランを紹介するよ(^^)
さっそく、メリットとデメリットを勉強するにゃ
高配当株で終身年金プランの紹介
【モデルケース】
22歳で就職
投資額は月4万円程度
配当利回り4%超の高配当株を買い続ける
そして
受け取った配当金を再投資すると……
どうなるにゃ?
40歳までに投資額は
1,000万円を超える
おお、すごい額にゃ
◆投資元本864万円
◆配当金312万円
◆投資総額1,176万円
税引き後配当利回りを3.5%とすると
40歳以降の配当金は
年間41万円になる
ステージを変化させる
追加投資はもうしない
(配当金再投資はしないという意味)
もし子供がいれば
40代は家計を維持するのが
1番難しい時期なので
教育費の負担が
徐々に大きくなってくる頃
➡高配当株を売らなきゃいけないような
事態にならないことが重要
◆追加投資はしなくても
配当金は増えていく可能性がある
どうしてにゃ?
増配の可能性があるからだよ(^^)
増配とは?
企業の業績が好調だと
毎年100円払っていた配当金を
110円にアップさせたりする
◆世の中には50年60年連続で
増配を続けている企業もある
※例※
ジョンソン・エンド・ジョンソン
プロクター・アンド・ギャンブル
コカ・コーラ
アメリカにはたくさんあるよ!
日本企業はどうにゃ?
日本では……
唯一、花王が30年程度増配を続けている
逆に減配するということもある
仮に増配率3%とすると(40歳~65歳)
65歳で約90万円になる
毎年必ず3%ずつ増配する必要はない
計算上、結果的に年平均3%以上
増配しているということ
なるほどにゃ
25年間(40歳~65歳)で
配当金の受け取り総額は
約1,600万円
☝40歳で新規積立ストップ
しているのにこの数字!
ここまでの流れを整理
◆5つのフェーズ
①22歳~40歳
860万円分入金して高配当株を買う
②22歳~40歳
得られた配当金312万円で
高配当株を買う
③投資ストップ
お金を使うフェーズに移行
④40歳~65歳までに
1,600万円の配当金を受け取り使う
⑤65歳以降は
毎年90万円の配当金を受け取り使う
高配当株投資はすごいにゃ✨
そうでしょ、そうでしょ(^^)
この投資手法のメリットとデメリットを教えてにゃ
はーい!
高配当株で自分年金を作る
9つのメリットを説明するね(^_-)
①流動性が高い
◆iDeCo(確定拠出年金)の場合は
60歳になるまでお金が引き出せない
◆民間の個人年金保険の場合は
60ないし65歳までに解約すると
元本割れするし利回りや条件も良くない
◆それらと比べて
高配当株の自分年金の場合は
いつでも市場で売却して現金に出来る
つまり流動性が高いということ
②少額から大きい受給額が作れる
◆しっかりと増配が続けば
65歳時点で、もともとの入金額
約1,176万円(配当金の再投資含む)
に対して年間90万円の配当金が得られる
➡毎年7.7%の利回りで
配当金が得られるということ
(これを簿価利回りという)
➡もし90万円の利息を
利回り1%程度の預金・債券
などで得ようとすると
およそ9,000万円の元本が必要になる
③65歳を待たずに即受給スタート
◆投資をした直後
すぐに配当金が得られる
◆65歳を待たずして
キャッシュの受取がスタートするため
現役時代の家計も楽になる
④手間がかからない
◆配当金は完全な不労所得の為
不動産より手間がかからない
※不動産は何かと手間はかかる
※不動産は不労所得というより
事業所得に近い
◆株式投資は銘柄選定は大変だけど
一度購入すれば後は
ほとんどやることがない
◆たまにダメ株の入れ替え
は必要だけど
ほったらかしで
定期的にチャリンチャリン
配当金が入ってくる
⑤インフレに強い
◆インフレが起きると
お金の価値が下がる
◆50年前の100万円と
現在の100万円では価値が異なる
◆インフレ対策としては
現金ではなくモノを
持っておくことが重量
◆株式はインフレに強い
なぜ強いにゃ?
それはね……
◆企業が保有する
土地や建物等は値上がりし
企業が提供する
商品・サービスも値上がりする
◆株式を持つことは
『企業の一部を保有すること』なので
インフレへの耐性がある資産を
持つということになる
⑥増配により受給額が増えていく
◆株式の配当金は増配により
増えていく可能性がある
◆いつまで長生きするか分からない時代で
もらえる額が上振れする余地は
大きなメリットとなる
➆終身年金である
◆企業が存続する限り
配当金は支払われ続ける
◆高配当株による
自分年金は終身年金
◆高配当株ETF・ファンドを買っておけば
ダメ企業は運営者が勝手に
入れ替えてくれるから安心できる
⑧日本株の場合は税率が優遇される
◆日本株からの配当金には
「配当控除」という優遇税制がある
◆年間所得が330万円以下なら
配当金にかかる税金は5%
(通常は20%)
➈次世代に引き継げる
◆高配当株による自分年金は
元本の取り崩し(株の売却)
を想定していない
◆長い時間をかけて育てた
お金のなる木を売ってしまう
必要はないということ
したがって
次世代にも引き継いでいける
◆土地や家屋と違って
親族で分け合うことも簡単
◆これだけ老後不安を煽られる時代
自分の子どもたちにはせめて
老後資金を貯めるために生きる
という生活をしてほしくない
◆一生遊んで暮らせるほどの
お金じゃないけど
お金のなる木を持てば
一族を支えてくれる大きな存在になる
以上9つのメリットでした(*´▽`*)
す、す、すごいにゃ✨
いいことだらけにゃ✨
にゃーーーーーーす✨
猫さんの頭の中が
お花畑になってる(笑)
デメリットはあるにゃ?
もちろんあります(笑)
教えて欲しいにゃ
了解(^_-)
高配当株で自分年金を作る
5つのデメリットを説明するね!
よろしくにゃ
そもそもの話として……
株なのでハイリスク
一言、これに尽きる(T_T)
まぁ、それはそうにゃ
株式はこの世の中に存在する
金融商品の中でもっともリスクの高い
資産のひとつだよ
ハイリスク、ハイリターンは常識にゃ
これだけメリットをごり押ししたけど
株式投資は時に
え?今、何が起きてるの?
というレベルでコントロール不能になる
不景気や恐慌、事件等……
それを念頭に下記の5つの
デメリットを見てね(*^^*)
わかったにゃ
①元本割れリスク
◆株式には
元本割れのリスクがある
◆株価は時に40~50%と
平気で値下がりする
◆2年連続で-40%の暴落が起きると
100万円は36万円にまで減少する
②減配リスク
◆株式には減配リスクがある
(配当金が減ってしまう)
◆企業の寿命は人間より短い
100年の伝統がある企業は本当に少ない
◆企業が稼ぎ続けるということは
決して簡単なことではない
◆不景気では当たり前のように
配当金の金額は下がる
◆なので、減配の可能性が少ない
企業の株を選ぶ必要がある
- 連続増配株
- ディフェンシブ株
丁寧に拾っていけば
そういう銘柄もある
③為替リスク
◆外国株式の場合は
為替リスクもある
◆1ドル110円で買った外国株が
1ドル80円のレートになったら
株価は同じでも
-28%の下落になる
◆1,000万円の外国株を持っていたら
720万円になってしまうということ
◆ただ、逆もある
円安にふれたらプラスになる
◆株価暴落・減配・円高
3種の神器が揃うと
凄まじいダメージになる
➡リーマンショックは
まさにそんな感じだった
④資金効率が悪い
◆配当金は支払われるたびに
税金がかかる
そのため、税金の分だけ
複利の力が弱くなる
どういうことにゃ?
説明するね(*^^*)
毎年5%の利回りの株があったとする
100万円分の株を持っていると
毎年5万円もらえる
5万円を配当として受け取って再投資した場合
5万円-税金1万円
=4万円の配当金(20%の税金)
つまり合計104万円の再投資になる
5万円を配当として受け取らずに再投資した場合
100万円+5万円
=105万円の再投資
但し、手元に一旦お金は来ない
つまり、税金のせいで
複利の力が弱まるということ
メモメモ✍
株式投資のリターンは
- 売買益
- 配当
この2つで構成される
結果的に配当を出さないタイプの株の方が
トータル・リターンが大きい
というデータもある
ただ、売り時を考えなくても良い
ずっと持っておける
という高配当株の場合
「こつこつ」を得意?とする
日本人の気質に向いているように思う
⑤大金持ちにはなれない投資法
◆株式はかなりリスクの高い資産
それなのに、高配当株への分散投資
というのは大変に地味なタイプの投資
◆大金持ちになれる可能性は
ゼロと思った方が良い
◆資産が2倍3倍、10倍になる
可能性は非常に少ない
◆大金持ちになろうとすると
結局毎月の入金力が必要になる
なかなか強烈なデメリットにゃ💦
まとめると
高配当株「自分年金」の魅力とは
裏でこれだけのリスクを
受け入れた結果、ということになるよ
増配率3%は現実的か?
◆答えは「イエス」
高配当株投資というのは
株価ではなく、ひたすらに
企業業績に着目し続ける
とにかく配当金を減らさないことに
主眼を置くという投資法
◆増配率3%という数字が
出せるかどうかというのは前述した
シミュレーションモデルの重要なポイント
いくつか参考サンプルを出して見るにゃ
少し古いデータだけど
参考にはなるかな(^^)
【日本株の増配率】
初めて知った会社が多いにゃ
やっぱり花王さんが1番なんだね(^^)
アメリカはどうにゃ?
紹介するね✨
【米国株の増配率】
世界的に有名な大企業がいっぱいにゃ
米国株は、株主還元を非常に
重視しているから
そう簡単には減配しないよ(^_-)
アメリカ企業は頼もしいにゃ✨
ちなみに企業の稼ぐ利益が
年3%ずつ増えていくと
25年後にその企業の利益は
当初の2倍になるよ
➡増配率3%とはそういう数字
まとめ
斜陽の世界を生きるヒントは
稼ぐ人から分けてもらうこと
高配当株自分年金の9つのメリット
①流動性が高い
②少額から大きい受給額が作れる
③65歳を待たずに受給スタート
④手間がかからない
⑤インフレに強い
⑥増配により受給額が増えていく
➆終身年金である
⑧日本株の場合税率が有利
➈次世代に引き継げる
高配当株自分年金の5つのデメリット
①元本割れリスク
②減配リスク
③為替リスク(外国株の場合)
④資金効率が悪い(税金)
⑤リスクは大きいのに
大金持ちになれる可能性はない
高配当株自分年金は、お花畑プラン?
かもしれないけど
◆国民年金は低リスク
◆厚生年金は低リスク
低リスクゆえに
もらえる金額は少ない
◆低リスク=低リターン
増えない給与&増え続ける税金では
お金が貯まらずこの不足分を補えない
では、どうすれば良い?
◆どこかで一定のリスクを
取らざるを得ない
◆どの時代にも
稼いでる人はいる
普通の人はその稼いでる人に
健全に便乗させてもらおう✨
その方法が株を買うということ
◆株を買うということは
利益の一部に対して
権利を持つということ
稼ぐ人から分けてもらうという発想
高配当株で「自分年金」を作りたいにゃ
公的年金を土台にして
その上にプラスアルファの
自分年金を積み上げるイメージ(^^♪
満足できるポートフォリオが出来たら
現金なり債券なり
さらに厚みをもたせていけば良い
※いつまでもハイリスクな
資産を買い続けるのも危険
退職後の資産運用はおすすめできない
➡お金を使うタイミングだから
今回のプランは
リスク許容度の高い
若いうちに自分年金を準備するなら
という前提の投資手法だよ(*^^*)
さっそく高配当株を探すにゃ✨
自分の考えに沿った
ポートフォリオを組んで
こつこつ自分年金を作ろう(^_-)
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