【投資初心者向け】自分で資産運用するオススメの方法(完全版)
画像出典:ペロリ/PIXTA(ピクスタ)
みなさま、はじめまして。
群馬県在住のジョーと申します。
この記事は『自分で資産運用したい人向け』におすすめの投資手法をご紹介する内容となっております。
これから投資を始める方、すでに投資をされている方、投資に興味があるけど時間をかけられない方など、幅広い人たちを対象に記事を仕上げました。
これからご紹介する投資法は『長い時間をかけて、こつこつと堅実に資産を増やしていく』方法となります。
『短期間で資産を増やしたい!』と考えている方には合わない手法ですので、あらかじめご了承ください。
少し長くなりますが、今まで投資(お金)について勉強してきた大切なことを、ギュッと全てまとめた記事になりますので、どうか最後までお付き合いください。
それではさっそく、相棒の猫さんと一緒に解説していきたいと思います。
【相棒の猫さん】
自分で資産運用する最適な方法を学ぶ
初心者でも失敗しない投資の始め方を学ぶ
- 非課税口座を活用したインデックス投資
- なぜ投資が必要なのか?
- 資産形成を考えるうえで大切なこと
- 株式投資の本質が詰まった重要図
- つみたてNISA(ニーサ)の特徴
- iDeCo(イデコ)の特徴
- つみたてNISAとiDeCoの特徴
- どちらを優先するべきか?
- どのくらい資産が増えるのか?
- お勧めの投資商品はこの3つ
- 買ったあとはどうするの?
- お勧めの証券会社は「SBI証券」
- つみたてNISA・iDeCoの始め方
- これから投資を始める皆さまへ
非課税口座を活用したインデックス投資
世の中には様々な投資手法があり、個々人の置かれている経済的、社会的状況は様々ですので、万人にとって絶対に正解と言える投資手法はないと思います。
しかし、世の中の大半の『投資初心者にとって最適解に近い投資手法』はありうると考えており、私個人としては以下の投資手法を推奨します。
※コスト(信託報酬)の安い、時価総額加重平均を採用したインデックスファンド (S&P500、全米、全世界など)を選択すること。
この投資手法は、個々人の意見が分かれる所かと思いますが、少なくとも『老後の生活資金を堅実に調達する』という目的においては最適と言えます。
どのような投資なのか、後ほど詳しく解説しますが、先に簡単に説明します。
つみたてNISA・iDeCoという税制上有利な制度を最大限に活用して「長期・分散・積立」投資を始めよう、という内容です。
具体的には「株や債券等」を毎月こつこつ購入し「長い時間をかけて資産を育てていく投資法」になります(iDeCoでは、投資信託の他に、つみたてNISAには認められていない定期預金や保険商品も購入できます)。
インデックス投資って、何にゃ?
インデックス投資とは「米国株・日欧株・新興国株・全世界株・債券・不動産などの市場全体」に丸ごと投資するイメージだよ。
詳しく説明するね。
「長期・積立・分散」は、世界的にも『資産運用の王道』とされていて、これは世界の経済活動に対して分散してこつこつと投資することで、中長期的に世界経済の成長率を上回るリターンを目指すというものだよ。
金融庁も、2016年9月の「平成27事務年度 金融レポート」で、「リターンの安定した投資を行うには、投資対象のグローバルな分散、投資時期の分散、長期的な保有の3つを組み合わせて活用することが有効である」と述べているよ。
【分散投資の例】
出典:金融庁
【こつこつ「続ける」が資産を育てる】
出典:ウェルスナビ
このグラフは、1992年からの25年間「長期・積立・分散」の資産運用を行った場合のシミュレーションだよ。
過去25年の間には、アジア通貨危機やルーブル危機、ドットコムバブル、リーマンショック、ギリシャ通貨危機、チャイナショックなど、金融危機を何度も経験した。
「100年に一度の危機」と言われたリーマン・ショックのとき、資産は大きく目減りしたけど、時間をかけてそのマイナスを取り返し、むしろ成長している。
過去を振り返ると、世界経済は、短期的なアップダウンはありながらも、中長期的には成長を続けてきた。
つまり『インデックス投資(米国株・日欧株・新興国株・全世界株・債券・不動産などの市場全体に丸ごと投資するイメージ)』を『長期で続ける』ことで、しっかりとその恩恵を受けることができるという意味だよ。
わかったかな?
「長期・積立・分散」の重要性を理解したにゃ
それはよかった。
それじゃあさっそく本題に入るにゃ✨
本題に入る前に、以下の3点を簡単に説明させてね。
・資産形成を考えるうえで大切なこと
・株式投資の本質が詰まった重要図
宜しくたのむにゃ
なぜ投資が必要なのか?
◆老後の生活が成り立たなくなる
厚生労働省のデータによれば、企業の退職金は、年に約2.4%ずつ減少しています。
このペースが続くと、いま40歳前後の方が定年を迎える頃には、退職金は平均1,000万円を切ることになります。
最近では、退職金の制度自体がないという会社も増えています。退職金に加え、年金の受給水準が下がる可能性も考えると、現役時代から資産運用をするなどして将来に備えておくことが必要です。
【減少する退職金】
出典:ウェルスナビHP
◆預金だけでは増えない
かつては、老後の資金を銀行預金で貯めながら増やすことが一般的でした。
しかしここ20年以上、日本の預金金利はほぼゼロです。
預金だけで資産を十分に増やすことは難しいと言えます。
【ゼロ金利が続いている】
出典:ウェルスナビHP
◆リスクをとらないこと自体がリスク
高度経済成長期の日本を支えていたのは「終身雇用・年功序列制度」と「地価は上昇し続けるというマイホーム神話」です。
両者ともに、バブル崩壊後の日本では通用しなくなってきています。
土地付きマイホームを購入して住宅ローンを返済しきれば老後は安泰、一つの会社で60歳まで勤め上げれば退職金と年金で老後は安泰、といった時代は終わっているということです。
上記の状況を勘案すると、これからは『リスクを取らなさすぎるのもまた、リスクになりうる』ということだと思います。
資産形成を考えるうえで大切なこと
資産形成を考えるうえで、覚えておいた方が良い式というものがあります。
それがこちらです。
資産形成をするということは、この式を最大化するような行動をとれば良いということになります。
そうすると、私たちが取るべき手段は以下の4つに限られてきます。
資産形成で考えるべき4つの戦略とは
②支出を減らす
③投資の運用益を増やす
④期間を長くする
最もシンプルに言えば、この4つの戦略を愚直に実践し続けることが『資産形成』ということになります。
資産を効果的に増やすには、この4つのファクターの全てがうまく噛み合うように意識する必要がありますが『今回は③と④に焦点を絞って』解説します。
①と②に関しては、別の記事で紹介していますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
株式投資の本質が詰まった重要図
資産形成を成功させるための最大のポイントは『株式や債券といった伝統的な金融資産を、こつこつと長期にわたって積立投資する』ことです。
みなさま、こちらの図をご覧ください。
【株式投資の優位性が詰め込まれた最重要図】
出典: AAII Journal
私が投資(お金)の勉強をしてきた中で見た、最も重要と考えられる「富を築くための宝の地図」がこちらの図です。
この図は米国市場の株式、債券、米ドル、そしてゴールドの200年以上に渡るドル建ての価値の推移を示したものであり、海外株式投資家では知らない人はいないと言っても過言ではない、ジェレミー・シーゲル教授(専門は金融論)が書かれたものです。
図の中のそれぞれの線は、以下を表しております。
Bonds :長期米国債
Bills :短期米国債
Gold :GOLD
Dollar :米ドル
評価条件は、1802年に各資産クラスに1ドル投入した場合の実質トータルリターンです。Stocksは米国株式インデックスですが、これは米国株式市場全体を表します。
日本だと日経平均とかTOPIXみたいなものの米国版です。
まず、自分の資産の大半を現金で保有することは自殺行為に近いことがよく分かります。つまり『外貨建ての株式を長期保有することが重要』だと書かれています。
第二次世界大戦頃までは現金の価値もそこそこ担保されていましたが、戦後はインフレの影響で現金の実質的価値は目減りする一方です。
日本国内だけに目を向けると、あまりインフレが進んでいる実感は得られませんが、海外に目を向けると年々物価が上がっていることがすぐに実感できます。
この事実を踏まえますと、これから投資を始める方が最優先でやるべきことは『外貨建て』の『株式』を『長期保有』することだと容易に分かります。
「個別株」は株式の集合体である「インデックスファンド」と比較すると値動きが激しく、その銘柄独自の理由で大きく値下がりすることもありますので、長期の投資には向きません。
話をまとめますと、投資初心者は国が用意した非課税制度を活用して後ほど紹介する『インデックス型商品(株や債券などの市場全体に丸ごと投資するイメージ)を長期に渡ってこつこつ投資することが最適な方法』ということになります。
株式投資で最も重要な一枚の図について紹介したにゃ
以上、3点の説明をさせて頂きました。
・資産形成を考えるうえで大切なこと
・株式投資の本質が詰まった重要図
いよいよ本題に入るにゃ?
そうだね、そろそろ本題に入ろうか。
なるべく分かりやすく「非課税口座(つみたてNISA・iDeCo)を活用した長期のインデックス投資」を説明しますので、今しばらくお付き合いください。
つみたてNISA(ニーサ)の特徴
出典:SBI証券
非課税口座(つみたてNISA)を活用した長期のインデックス投資について解説します。
つみたてNISAとは、長期の積立・分散投資を通じた資産形成を後押しするために創設された税制優遇制度です。
通常、株や投資信託(株や債券などの集合体)などへの投資によって得られた利益には20%程度の税金がかかりますが、非課税口座(つみたてNISA)を活用して投資をすると最長20年間『投資から得た利益が非課税になる』という、素晴らしい制度です。
※毎年40万円まで投資することが可能
また、何かの理由で現金が必要になれば、いつでも売却可能なのも大きなメリットと言えます。
【つみたてNISA制度の概要】
出典:埼玉りそな銀行
つまり、つみたてNISAとは「こつこつ貯金より、こつこつ投資の方が良い」と国(金融庁)が認めたシステムのことです。
また、国が認可した一定の条件を満たす金融商品しか購入できない、という安心感がありますので、これから投資を始める方にとっては、非常に条件の良い内容になっております。
実際に始めるとなると、金融庁が「適格」と認定した商品ラインナップの中から投資する商品を選ぶわけですが『170種類以上』ありますので、投資初心者の方にはどれを選ぶべきか判別がつかないと思います。
その点に関しては、後ほど実際の商品を引き合いに出して詳しく解説・紹介しますので、安心して読み進めてください。
つみたてNISAの他に「NISA」と「ジュニアNISA」があるみたいにゃ
その通り、よく知っているね。
「NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」3つの制度のうち運用益が非課税になるのは共通のメリットだけど「NISA」と「ジュニアNISA」は非課税期間が最長5年間と短いため、あまりお勧めできないよ。
※「NISA・ジュニアNISA」の非課税期間5年間というのは、万が一大きな暴落が来た後の市場の回復にかかる期間を想定すると短すぎます。
※一方、20年間あれば、途中で大暴落が来たとしても、その後の回復期間も十分に確保できますので、より低リスクに進められます。
なるほどにゃ✍
今回はつみたてNISAで話を進めるけど、参考までにそれぞれの「NISA」の特徴をざっくり解説するね。
【NISA(3種)の特徴まとめ】
NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA(少額投資非課税制度)について理解したにゃ
今回お勧めする投資法の趣旨は、税制上有利な制度を最大限に活用して「長い時間をかけて資産を育てていく」方法なので、非課税運用期間が20年の「つみたてNISA」と相性が良い、ということになるよ。
iDeCo(イデコ)の特徴
出典:SBI証券
iDeCo(イデコ)は、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度のことです。
掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。
※60歳になるまで、原則として資産を引き出すことはできません。
また、基本的には20歳以上60歳未満の全ての方が加入でき、多くの人たちにより豊かな老後の生活を送ってもらうための資産形成方法のひとつとして位置づけられています。
※企業型確定拠出年金に加入している方は、企業型年金規約でiDeCoに同時加入できる旨を定めている場合のみiDeCoに加入できます。
【iDeCo(イデコ)の概要】
出典:iDeCo公式サイト
①掛金が全額所得控除
掛金全額が所得控除の対象となり、仮に毎月の掛金が1万円の場合、所得税(10%)、住民税(10%)とすると年間2.4万円、税金が軽減されます。
②運用益も非課税で再投資
通常、金融商品を運用すると、運用益に課税されますが(源泉分離課税20.315%)、「iDeCo」なら非課税で再投資されます。
③受け取る時も大きな控除
「iDeCo」は年金か一時金で、受取方法を選択することができます(金融機関によっては、年金と一時金を併用することも可能)。
年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金の場合は「退職所得控除」の対象となります。
④iDeCo(イデコ)なら、転職時も安心
例えば、結婚して会社員から専業主婦になったり、転職して自営業に変わった場合でも、引き続き「iDeCo」の加入者として掛金を拠出し、資産を運用することができます。
また、転職した際に、iDeCoの年金資産を他の年金制度に持ち運び(ポータビリティ)することも可能です。
【iDeCo(イデコ)の概要】
出典:iDeCo公式サイト
iDeCoにご加入いただける対象者は、以下の加入条件に該当する方になります。
◆国民年金の第1号被保険者◆
日本国内に居住している20歳以上60歳未満の自営業者、フリーランス、学生など。
◆国民年金の第2号被保険者◆
60歳未満の厚生年金の被保険者(サラリーマン、公務員)の方。
◆国民年金の第3号被保険者◆
20歳以上60歳未満の厚生年金に加入している方の被扶養配偶者の方。
【iDeCoの加入資格】
出典:iDeCo公式サイト
掛金は少額から自分で決められます。
iDeCoは月々5,000円から始められ、掛金額を1,000円単位で自由に設定できるため、資金に余裕のない方でも、ご自身のライフスタイルに合わせた無理のない負担で老後に備えることができます。
ただし、iDeCoの掛金には上限(拠出限度額)があります。
加入区分に応じて、拠出できる掛金の上限が異なるため、ご自身がどの加入区分に属しているかを以下の図で把握する必要があります。
【iDeCoの加入資格と掛金について】
※DC:確定拠出年金
※DB:確定給付企業年金、厚生年金基金
出典:iDeCo公式サイト
運営管理機関が選定する運用商品(投資信託、定期預金、保険商品など)の中から、自由に組み合わせて運用します。
運用に当たっては、自分の運用方針(許容するリスクのレベル感や目標利回りなど)を定めたうえで、運用商品を選びます。
定期的に運用状況の確認を行い、必要に応じて運用商品の変更を行うことを心がけましょう。
【iDeCoの運用例】
出典:iDeCo公式サイト
iDeCoの年金資産は、老齢給付金として原則、60歳から受け取ることができます。
また、受取方法は選択可能です。
①一時金として一括で受け取る
受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達したら、70歳になるまでの間に、一時金として一括で受け取れます。
②年金として受け取る
iDeCoを年金で受け取る場合は有期年金(5年以上20年以下)として取り扱います。
受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達したら、5年以上20年以下の期間で、運営管理機関が定める方法で支給されます。
※金融機関によっては、終身年金として受け取れる場合もあります。
③一時金と年金を組み合わせて受け取る
受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達した時点で一部の年金資産を一時金で受け取り、残りの年金資産を年金で受け取る支給方法を取り扱っている運営管理機関もあります。
【給付(受取方法)について】
出典:みずほ銀行
60歳から年金資産を受け取るには、iDeCoに加入していた期間等(通算加入者等期間)が10年以上必要です。通算加入者等期間が10年に満たない場合は、受給可能な年齢が繰り下げられます。
【受給開始年齢】
出典:iDeCo公式サイト
iDeCo(イデコ)は良い制度にゃ
掛け金が全額所得控除の対象となる上に、運用益(利息や配当)も非課税になるのは大きなメリットだよね。
しかも、年金として受け取る際には公的年金等控除が適応され、一時金として受け取る場合にも退職所得控除が適応されるよ。
資金拘束されるのが最大のデメリットにゃ💦
たしかにそうだね。
制度の本質は年金だから、資金が60歳まで拘束されるのは、たしかにデメリットだけど、それをはるかに上回るメリットがあると思うよ。
考え方を変えれば、60歳まで強制的にしっかり確実に積み立てられるということにゃ
その通りだね。話をまとめると
iDeCoとつみたてNISAは
国が用意した
条件の良い税制優遇制度のこと!
非課税口座(つみたてNISA・iDeCo)を活用した長期のインデックス投資は、ほとんどの投資初心者にとって最適解に近い資産運用の方法になります。
つみたてNISAとiDeCoの特徴
これまで、つみたてNISAとiDeCoの特徴について、説明してきました。
つみたてNISAとiDeCoは、それぞれ似ている部分も多くあり、混乱を誘う内容になって
しまいましたので、改めて2つの制度を整理したいと思います。
iDeCoは加入時60歳未満の公的年金加入者が加入できます。60歳以上の人は加入できません。つみたてNISAは20歳以上であれば誰でも利用できるので、60歳以上の人でも利用できます。
iDeCoの掛金拠出(新規の積立)は60歳になるまでと決められています。掛金を拠出した後、最長70歳まで非課税扱いのまま運用を継続できますが、60歳以降は新規の掛金拠出はできません。
一方、つみたてNISAは2018年から2037年までの20年間、新規の積立が可能で、積み立てたものは最長20年間非課税扱いで保有を継続できます。
※2037年末までだった期限が5年間延長され、2042年末まで買い付けができるようになりました。
つみたてNISAでは年間40万円が投資上限額です。
最大で20年の間、毎年40万円まで積立ができるので、最大800万円まで非課税で投資できます。
一方、iDeCoの年間の拠出限度額は属性によって異なりますが、国民年金第1号被保険者(自営業者等)を除けば比較的少額です。
第1号被保険者は年間81.6万円が拠出限度額ですが、これ以外の人は年間14.4万円~27.6万円が限度額です。
iDeCoの掛金はこの金額を上限として、60歳になるまで拠出できます。
たとえば拠出限度額が年間14.4万円の人が30歳でiDeCoに加入したとすると、60歳までの30年間で拠出できる限度額は、14.4万円×30年間=432万円になります。
つみたてNISAでは、一定の要件を満たした株式投資信託とETF(上場投資信託)に投資できます。
一方のiDeCoでは、投資信託の他に、つみたてNISAには認められていない定期預金や保険商品も購入できます。
iDeCoとつみたてNISAは、いずれも積立式に資産を形成する手段ですが、iDeCoでは新規の積立以外に、保有中の商品をタイミングをみて他の商品に預替(スイッチング)することができます。
つみたてNISAでは、保有商品の売却は自由ですが、つみたてNISA口座内で他の商品への預替(スイッチング)はできません。
iDeCoとつみたてNISAは、いずれも運用益が非課税になりますが、個人が拠出するiDeCoの掛金は全額が所得控除の対象となり、所得税と住民税の負担が軽くなるという大きなメリットがあります。
一方、つみたてNISAには所得控除のメリットはありません。このため、税制上はiDeCoを優先したほうが基本的に有利です。
iDeCoでは、掛金を拠出しただけで、現在適用されている所得税と住民税を合わせた税率分のリターンを得られると考えることができるので、元本確保型の定期預金や保険商品だけで運用してもメリットは大きいといえます。
つみたてNISAには払出し制限がないので、投資した商品はいつでも売却して、現金で受け取ることができます。iDeCoでは他の商品への預替(スイッチング)は自由ですが、原則として60歳になるまで資金を引き出すことはできません。
iDeCoはあくまでも老後のための年金という制度であり(一時金で受け取ることも可能)、60歳前のライフイベント(結婚、住宅取得、子どもの教育、耐久消費財の購入など)のために、その資金を使うことはできません。
2つの制度をまとめると、こんな感じになるにゃ
【「iDeCo」と「つみたてNISA」の概要】
出典:三菱UFJ信託銀行
結局、どっちがいいにゃ?
うーん、両方良い制度なんだけど、人それぞれの投資目的によるかな。
どちらを優先するべきか、ざっくり説明するね。
どちらを優先するべきか?
今まで解説してきた通り、つみたてNISAもiDeCoもどちらも投資初心者にやさしい、お得になる制度です。
併用して使える制度ですが、まずはどちらの制度を活用するのがよいか悩むと思います。そんなときは「何を目的として投資をするのか」を考えてください。
60歳以降の「老後資産」のために投資するということであれば、非課税の優遇を広く受けられるiDeCoの方がよいと思います。
一方で、資産運用はしたいけど、必ずしも老後資産のためではなく、家を買う時のお金や、子どもの学費の足しにしたいなど、「現役時代に使う可能性」があるのであれば、いつでも解約ができるつみたてNISAを選択した方が良いでしょう。
投資の目的に合わせて手段を選ぶにゃ
その通り!!
老後の資金作りを考える場合は、つみたてNISAより税制上の優遇措置が手厚いiDeCoを優先したほうがよいといえますが、iDeCoでは60歳前に資金を引き出すことができない点をどう考えるかが大事です。
若い世代などで、将来のライフイベントを考慮すると掛金を長期にわたって拠出し続けるのは難しいかもしれないという場合は、現時点ではiDeCoには加入せず、定期預金を使った積立や、つみたてNISAを使った積立投資を優先するという選択肢もあります。
ただし、iDeCoの掛金は毎月定額を拠出する場合は、月5,000円以上1,000円単位で決められ、年1回掛金額の変更もできます。
余裕があるときは多めの金額に、余裕がないときは少なめの金額に設定でき、最低月5,000円の掛金でよいので、多くの人は無理なく掛金拠出を継続できると思います。
【お勧めはiDeCoとつみたてNISAの併用】
出典:イオン銀行
60歳以降の老後資金のための「iDeCo」と、年齢に関係なくさまざまな目的に使える「つみたてNISA」をバランスよく組み合わせての運用がお勧めになります。
どのくらい資産が増えるのか?
今まで、投資初心者にとって最適解に近い投資手法をご紹介しましたが『資産はどれくらい増えるのか?』という部分が、みなさま一番気になるところだと思います。
つみたてNISA・iDeCoでどの程度のリターンを期待するかは、選んだ商品または人によると思いますが、一つの目安になるのは『72の法則』です。
72の法則というのは、72を運用期間(年)で割ると、元本が2倍になるのに必要な利回りが計算できるというものです。
ここでは、計算を分かりやすくするために「つみたてNISA」を例に取り上げます。
つみたてNISAの場合は20年ですから
となります。
株式市場の上下動に大きく左右されながら、長い期間をかけて、結果として年間数%ずつ資産が増えていくイメージです。
私はつみたてNISA(全世界へ分散投資する商品)を運用していますが20年間とても順調に推移したとして将来『投資額が2倍程度になれば御の字』というストーリーを想定しております。
※毎月33,000円を20年間積み立てた場合、およそ800万円の投資額が1,600万円に増えるイメージです。
今までの歴史を参考に、他の商品とリターンを比べてみます。
1番大きなリターンを生むのは①米国、次に②全世界、そして③バランスの順番となりますが、今後どうなるのか、未来のことは誰にもわかりませんので、実際に始めてから数十年後に答え合わせをするしかありません。
ただひとつだけ言えることは「つみたてNISA」と「iDeCo」どちらを選んでも、長期に渡ってこつこつ投資を続ければ『将来報われる可能性が非常に高い』ということです。
お勧めの投資商品はこの3つ
出典:マネックス証券
これから投資を始める方が、非課税口座(つみたてNISA・iDeCo)を活用して、何の商品に投資すれば良いか、という非常に難しい問題に関してですが、すでに解答を用意しておりますので、順番に説明させて頂きます。
つみたてNISA・iDeCoの運用期間は数十年と長く、運用益や配当が非課税というのが最大のメリットですから、そのメリットを最大限に享受するために『株式100%』での運用が基本になると思います。
長期投資の場合、期待リターンが最も高いのは『株式』であることが過去の歴史から証明されており、インデックスファンドのこつこつ積立は王道の投資手法となります。
また、つみたてNISA・iDeCoの運用期間は数十年と長いため、運用の途中で1度や2度の暴落があっても、その後の回復期間まで十分に見込めると思います。
さて、ここからが本題です。
これから投資を始める方が、非課税口座(つみたてNISA・iDeCo)を活用して、何の商品に投資すれば良いか?
という問いに対する答えは、三菱UFJ国際投信「eMAXIS Slim」シリーズの商品の中から選択することが『投資初心者にとっての最適解』となります。
【低コスト「eMAXIS Slim」シリーズ】
出典:MUFG
インデックスファンドシリーズとして、多くの投資家の皆さまから支持を集める「eMAXIS Slim」シリーズ。おそらく初めて耳にする方が多い思います。
投資を始めたばかりの初心者の方から、長年資産形成に取り組まれている方まで、幅広い人たちに自信を持ってお勧めしたい三菱UFJ国際投信「eMAXIS Slim」の魅力をご紹介します。
「業界最低水準をめざし続ける」という方針のもと、設定後も継続的に運用コストの見直しを実施しています。
【信託報酬率の引き下げ実績(イメージ図)】
出典:SBI証券
「eMAXIS Slim」シリーズは「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」受賞ファンドです。
年々、注目度が高まる「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year 2019」にて「eMAXIS Slim」シリーズは上位3位を独占し、合計7本が入賞しました。
なかでも、1位を獲得した「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は、世界中の株式に低コストで投資を行うことができるファンドとして、ブロガーからも支持を集めています。
【Fund of the Year 2019】
出典:投資信託クリニック
「eMAXIS Slim」シリーズの純資産残高合計が「2,400億円」を突破しました。
また、つみたてNISAの対象として、9つの適合ファンドをラインナップ。
【純資産残高合計】
出典:MUFG
eMAXIS Slimシリーズは、大人気商品にゃ
eMAXIS Slimの商品を一覧にまとめました。
全部で13種類あります。
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim新興国株式インデックス
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
eMAXIS Slim国内債券インデックス
eMAXIS Slim先進国債券インデックス
eMAXIS Slim国内リートインデックス
eMAXIS Slim先進国リートインデックス
信託報酬は、ほとんどのファンドが年率0.1%台と、他の金融商品と比べてもかなり低く設定されているにゃ
上記の中で『お勧め商品』はこちらです。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は、1本で日本を含む先進国・新興国の株式に分散投資できるファンドです。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」では第1位を獲得しました。
投資対象は米国が約50%以上を占めており、2番目に多いのが日本の約8%となっています。
1本で世界中の株式に投資できるので、リバランス(資産配分の調整)が不要で、手間をかけずに投資を続けられるのがメリットです。
【国・地域別構成比率】
出典:MUFG
◆組入上位銘柄◆
マイクロソフト
アマゾン
フェイスブック
JPモルガン・チェース
アルファベット(Google)
ファンドの管理費用(含む信託報酬)は0.1144%と格安にゃ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動する成果を目指すファンドです。
S&P500は米国市場の時価総額の約80%をカバーしており、1本で米国の代表的な上場企業500銘柄に分散投資できます。
世界の株式に分散投資するのではなく、米国株に絞って投資をしたいときにおすすめです。
◆組入上位銘柄◆
マイクロソフト
アマゾン
フェイスブック
JPモルガン・チェース
アルファベット(Google)
バークシャー・ハサウェイ
ジョンソン・エンド・ジョンソン
プロクター・アンド・ギャンブル
ファンドの管理費用(含む信託報酬)は0.0968%と格安にゃ
世界とアメリカ、どちらを選んでも、メインの投資先はアメリカになるよ。
世界とアメリカを選んだ理由を詳しく教えてにゃ
理由を説明するね!
【世界全体に投資】
世界経済全体はゆっくりと成長し続けていく、というシナリオへの投資になります。
【米国に集中投資】
米国市場は世界平均を今後も上回り続ける、というシナリオへの投資になります。
過去100年以上の国毎の株式リターンを見てみますと、確かに米国市場は世界平均を上回ってきました。
【世界全体 < アメリカ】
実際、1900年からの100年以上に渡り、米国を上回る経済成長を遂げてきた国は南アフリカとオーストラリアしかありません。
オレンジがEquities(株式)ですが、図の中段にあるWorld(世界)は年平均リターンが5%強、上から3番目のUnited States(米国)は7%弱と1.5%近い差があります。
1年であれば1.5%の差というのは大きなものではありませんが、複利計算でこの傾向が20年〜30年と持続した場合には、非常に大きな差になってきます。
この傾向が今後も持続すると信じられるならば『米国への集中投資が最適解』になるでしょう。
一方、リーマンショック後の米国市場は、少なくとも2020年までは世界平均と比較しても、あまりに急成長しすぎたという見方もあります。
米国市場は今後の成長性を先食いしてしまった、と悲観的に考えるならば『世界全体への投資が妥当』となります。
なるほどにゃ✍
いろいろ書きましたが、世界を選ぶべきか、米国を選ぶべきか、という質問には絶対的な正解はありませんので、直感で商品を選択して良いと思います。
参考までに、私は全世界へ分散投資する商品を選びましたので、各個人の信じる道を歩めば良いと思います。
日本やヨーロッパ、新興国への集中投資はどうにゃ?
あまりおすすめ出来ないよ。
日本に関しては、今後世界で最も深刻な高齢化の進む国という既定路線を考えると、少なくともインデックス(市場平均)で大きな成長というのは考えにくいし、ヨーロッパ圏も少子高齢化が急速に進行していくため、今後大幅な経済成長は期待しづらい。
新興国市場に関しても、自国通貨が極めて不安定な高金利通貨である国や、中国のように市場に対する政治介入のリスクのある国が多く、集中投資というのはおすすめしづらいよ。
また、新興国の株式時価総額比率は3割以上に達しているけど、全世界株式に投資をするETF(株や債券等の集合体)では、新興国比率は10%台にとどまる。
日本以外の先進国の中では、アメリカの存在が圧倒的で、全世界の株式シェアの4割前後を占める。日本は7%程度なので、いかにその存在が大きいか理解できる。
また、先進国の中で、人口が増加し続けている成長国の筆頭はアメリカだということは覚えておくべきだよ。
個人的な考えでは、長期になればなるほど何も考えずに『世界全体の株』もしくは『米国全体の株』を保有していれば、将来報われる可能性が非常に高いと思うよ。
それにしても、株式100%というのは、少し不安な気持ちになるにゃ💦
なるほどね。
一般的に、ポートフォリオ(金融商品の配分)の中の株式の割合は
とするのがよいと言われています。
※例※
30歳の人の場合は「株式70%」が目安になる。
私自身は企業型DC(企業型確定拠出年金)と、つみたてNISAの枠は「株式100%」で運用していますが、人によっては「株式100%」はリスクを取りすぎていないか心配という方もいらっしゃると思います。
そのような方には、以下のバランスファンドをおすすめします。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、1本で日本を含む世界中の株式、債券、不動産(REIT)に分散投資できるファンドです。
債券や不動産も投資対象に含まれているので、リスクを抑えて運用したい場合や投資に手間をかけたくない場合におすすめです。
【投資割合】
出典:MUFG
①日本株式 :12.5%
②先進国株式:12.5%
③新興国株式:12.5%
④日本債券 :12.5%
⑤先進国債券:12.5%
⑥新興国債券:12.5%
➆日本REIT :12.5%
⑧先進国REIT:12.5%
8資産均等型の資産配分がしっくりくるならば、コスト、売れ行きから見てeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は有力な選択肢になると思うよ。
ファンドの管理費用(含む信託報酬)は0.154%と格安にゃ
少し長くなりましたが『自分で資産運用したい人向け』つみたてNISA・iDeCoのお勧め金融商品3つをご紹介させて頂きました。
非常に優秀で信頼できる商品のみ紹介しましたので、あとは各自のお好み、もしくは直感で選んで頂いて良いと思います。
買ったあとはどうするの?
つみたてNISA・iDeCoの場合は、実質的にやれることは、以下の3つだけです。
積立(拠出)頻度を設定する
積立額(掛金)を決める
参考までに私は「つみたてNISA」を毎月3万3千円分、自動買付しています。
※少額からのスタートでも良いです。
初めに一度設定さえしてしまえば後は、基本的には放置しておいて良いです。
「長期・積立・分散」の資産運用は10年、20年と長く続けることで資産を大きく増やすことを目指すため、1年や2年といった短期で成否を判断することはできません。
このため、長期間(少なくとも10年以上)続けられるかどうかが、成功に大きく影響します。
資産運用を続けるのが最も苦しいのは、始めたばかりの1~2年だと言われています。
過去のシミュレーションから見てみましょう。
下図は1992年からの25年間『長期・積立・分散』の資産運用を続けた場合の資産の推移です。25年間で、資産は約2.4倍に増えました。
【25年間で資産は約2.4倍に増加】
出典:ウェルスナビHP
複利の力はすごいにゃ
リターンは最初からずっとプラスだったのでしょうか。始めたばかりの時期に焦点を当ててみると、最初の1年間はマイナスの期間が長かったことがわかります。
【最初はリターンの変化に一喜一憂しがち】
出典:ウェルスナビHP
このケースでは1年、2年という短期で判断せず続けたことで『資産は大きく成長』しました。最初の苦しい時期に資産運用をやめてしまっていたら、このような成果は得られませんでした。
資産運用はリターンがゼロの状態から始まるので、最初のうちはリターンがプラスとマイナスを行き来しがちです。
元本を少しでも上回ってプラスになると「うれしい」と感じ、元本を少しでも下回ってマイナスになると「悲しい」と強く感じるなど、一喜一憂しがちです。
しかし、1年や2年といった短期で成果が出ないことは決して「長期・積立・分散」の資産運用においては失敗ではありません。
先ほどのケースでも、最初の苦しい時期を乗り越えて10年、20年と続けることが『資産運用の成功』につながりました。
プラスのリターンが一定水準を超えると、感情に与えるインパクトも小さくなり、資産運用を続けやすくなるはずです。
自分の信じた商品の積立(拠出)設定をしたら『長い目で資産を見守って』いきましょう。
お勧めの証券会社は「SBI証券」
出典:愛知銀行
証券口座とは、株や投資信託(ファンド)、ETF(株や債券等の集合体)を買うのに必要な投資用口座のことですが、総合口座と「つみたてNISA・iDeCo」口座を同時にネットで簡単に申し込みできます(無料)。
つみたてNISAを申し込みする際の注意点ですが、投資初心者の場合、特定口座(源泉徴収あり)を選択しましょう。そうすることで、確定申告が免除されます。
一方のiDeCoの場合、運用益あるいは収益分配金や利息は自動的に「非課税」の扱いとなり、利益は全額入金されてることになります。
つまり、まったく手続きすることなく、節税メリットを得ることができます。
肝心の証券会社選びに関してですが、投資初心者が最初に作る口座としては、あらゆる分野で平均点を超えるオールマイティな『SBI証券』をおすすめします。
参考までにネット証券口座のシェアデータを添付します。
SBI証券は、ネット証券5社の中で口座開設数No.1です。
【ネット証券数の比較】
出典:SBI証券
お勧めはSBI証券ですが、次にお勧めするとしたら楽天証券です。
人それぞれ、お好みで選んで頂いて良いと思います。
☝クリックできます✨
つみたてNISA・iDeCoの始め方
まとめに入ります。
『自分で資産運用したい』という投資初心者にとって最適解に近い投資手法は以下の通りです。
↓投資を始めるステップ↓
証券総合口座を開設 と同時に
・つみたてNISAに申し込む
または
・iDeCoの資料請求をする
※全て無料です
【SBI証券】
☝クリックできます✨
◆全世界へ分散投資する商品◆
・eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim 全世界株式
(除く日本)
※どちらでも良いです
◆米国全体へ投資する商品◆
・eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
◆バランス良く投資する商品◆
・eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
こつこつと気長につみたて投資を続ける。
以上となります。
こちらの投資法では満点のリターンを狙うことは出来ませんが『比較的安全に平均点を取ることは可能』です。
長期に渡ってこつこつ投資を続ければ、将来報われる可能性が非常に高く、誰にでも実践できるという意味で『投資初心者にとって最適な手法』と言えるでしょう。
これから投資を始める皆さまへ
これまで、世の中の大半の投資初心者にとって最適解に近い投資手法について紹介してきました。
『つみたてNISA』か『iDeCo』か、迷われることと思いますが『将来のためにこつこつと堅実に資産を育てたい』という目的においては間違いなくどちらも『最適解』になりますので、自分が信じられる方を選んで、少額からでも良いので実際に始めてみることが大切だと思います。
ここまで読んでくださった読者のなかには、投資(資産運用)に対して漠然とした不安を感じておられる方も多くいらっしゃると思います。
また、投資(資産運用)をお任せできるのなら是非そうしたい、という気持ちも抱いていることと思います。
自分で資産運用するのはちょっと自信がない、と少しでも感じていらっしゃるなら、下記の記事を是非お読みください。
💓資産運用をお任せしたい人向け💓
上記の記事では『世界水準の資産運用を全て自動』で行ってくれるお勧めのサービスについて解説しています。
投資初心者の方でも理解できるよう『優しく解説』しておりますので、是非とも読んでみてください。
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自分に合った自動売買プログラムを選び、少額から『FX自動売買取引』を始めたい方は、こちらの記事にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
私からみなさまへお伝えできることは、これで全てとなります。
1.8万字を超える長文を読んで頂き、誠にありがとうございました。
なにか質問などありましたら、お気軽にご連絡ください。
猫さんと一緒にお待ちしております。
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