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投資(お金)の勉強128 【退職後の生活について(4%ルールとは)前編】

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はぁ~

猫さん、ため息なんかついて

どうしたのさ(´・ω・`)

なんとなく、老後の生活が不安にゃ💦

ああ、わかるよ、その気持ち!

退職後は、どのように資産運用をすれば良いにゃ??

難しい質問だね(>_<)

それじゃあ今日は退職後の

安全な資産引き出し率について

ざっくり勉強しようか✨

よろしく頼むにゃ

退職後の生活

新型コロナウイルスの世界的な流行に端を発した現在の下落相場は、既に退職している人々や近い将来に退職を予定している人々に重要な問題を提起している。

債券投資の歴史的な低利回りと景気の先行き不透明感を踏まえつつ、退職者はこの困難な時期をどう乗り切ればよいのだろうか。

また、資産引き出しの『4%ルール』は依然として有効なのか。

4%ルールは、1994年に初めて提唱された。

このルールは「ガイドライン」のようなものだと私は考えているが、賞賛される一方で、議論の的にもなってきた。

そのルールの分かりやすさから退職者の支持を集め、過去の市場リターンとの整合性が多くの投資アドバイザーや学界から支持されている一方で、このルールをめぐっては様々な議論があり、現在のバリュエーションの高さと低金利を背景に、今後もこのルールが適用できるかを疑問視する声も多くなっている。

4%ルールで注目すべきは、いわゆる「4%予算」についてだ。

退職者が「4%をどう使うか」が、「4%の引き出し率か適切かどうか」と同じくらい、あるいはそれ以上に重要と言える。

4%ルールとは

4%ルール』とは、退職後の安全な資産引き出し率を計算するために策定された。

このルールに従えば、退職後の1年目に貯蓄額の4%を取り崩して使うことができる。

その後は、インフレ率に合わせて引き出す金額を毎年調整する。

このシンプルな計画に従えば、退職後の期間、手元に十分な資金が期待できる。もう少し露骨な言い方をすると、資金が底をつく前に、あなたの命が尽きる可能性が高いということだ。

ルール自体は分かりやすいものだが、細かい点に注意が必要

『ジャーナル・オブ・ファイナンシャル・プランニング』に掲載された1994年の論文でウィリアム・ベンゲン氏が4%ルールを提唱した。

この論文では4%という数字に注目が集まったが、彼の結論は次のような重要な前提に基づいている。

株式への資産配分

50%から75%

ベンゲン氏は過去の市場リターンをもとに、株式への配分がこのレンジから外れているポートフォリオは長続きせず、時にはポートフォリオの持続期間が大幅に短縮されることに気づいた。

しかし多くの退職者にとって、資産の半分以上を株式に配分することは簡単ではない。現在のように、新型コロナウイルスにより不確実性が高まっている状況であれば尚更のこと。

こんな時は、過去を振り返ることが役に立つかもしれない。

ベンゲン氏の分析には、1929年の株価暴落とその後の大恐慌第二次世界大戦ベトナム戦争、1970年代のスタグフレーション、1987年のブラックマンデーが含まれている。

ポートフォリオは毎年リバランスする

この点をあえて挙げるのは、実行が困難な場合があるためだ。

2009年初めに退職した人を例に挙げてみよう。

2008年に老後の蓄えが30%以上減少するのを目の当たりにしたのだから、ポートフォリオをリバランスして株式の購入額を増やすことは難しく感じるはず。

これと同様のことが現在にも当てはまるかもしれない。

しかし、4%ルールに従うのであればリバランスは必要

ベンゲン氏は過去の市場リターンを使用しているが、そのほとんどは投資信託の経費率や顧問料は控除されていない

これは、専門家の力を借りずに低コストのインデックス・ファンドに投資する投資家にとっては妥当な前提と言える。

しかし、アドバイザーに高額の手数料を支払うファンドに投資する場合、4%ルールが機能しない可能性もある。

ベンゲン氏は、ほとんどの場合、過去の市場リターンを使用しているが、同氏の分析には将来のリターンに関する予測も含まれていることに留意が必要。

将来の予測期間については

  • 株式リターンを10.3%
  • 債券リターンを5.2%
  • インフレ率を3%

と仮定しており、これが4%に関する議論を引き起こす原因となっている。

4%に関する議論

現在では、4%という水準は高すぎると多くの人が考えている。

バリュエーションの高さ(S&P500指数のPER(株価収益率)は足元の相場下落後でも20倍を超えています)と低金利を考えると、市場リターンが過去の平均に達すると期待すべきではない、との主張。つまり、

  • 10.3%の株式リターン
  • 5.2%の債券リターン

を期待してはいけないということ。

フィナンシャル・アドバイザーの中には、市場の変動を考慮していないことなどを理由に、4%ルールを信用しない人もいる。

しかしベンゲン氏のルールは、実は市場の変動を考慮しており、1994年の論文の大半をこのトピックに費やしている。

しかもベンゲン氏は天文学にも興味があることから、1973年から1974年のリセッションを「ビッグ・バン」と呼ぶなど、市場の大幅な調整局面に名前まで付けている。

市場のバリュエーションと金利を考えると、株式と債券のリターンは近い将来、さらに低下することが予想される。

そこで、「4%予算」の考え方と、ベンゲン氏の論文で注目すべき点を次回、ご紹介します。

今日の勉強は、ここまでかにゃ✍

いっぺにやると

疲れちゃうからね(*^^*)

続きは、また来週!

了解したにゃ✨

 

 

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