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投資(お金)の勉強129 【退職後の生活について(4%ルールとは)後編】

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今日は前回の続きをやるよ(*^^*)

よろしくにゃ

さて、前回勉強した

『4%ルール』とは何でしょう??

覚えてるかな(笑)

それくらい、覚えているにゃ!

『4%ルール』とは、退職後の安全な資産引き出し率を計算するために策定されたルールのことにゃ

おお、すばらしい(^^)

えっへん<(`^´)>

それじゃあ

さっそく後編の勉強を始めよう

レッツゴーにゃ🎶

4%予算について

おそらくベンゲン氏は、適正だと確信できる引き出し率は存在しないということを認識し、一時的にでも引き出し率を下げることの利点を以下のように称賛した。

しかし、長期的に状況を改善するための選択肢は他にもある。

それは、一時的でも良いので資産の引き出し率を下げることだ。

さほど痛みを伴わずにやりくりできるのであれば、これが最適な解決法かもしれない。この方法を用いれば、左右される要素は、市場の変わりやすいパフォーマンスではなく、自分でコントロールできる支出になるからだ。

これに気づいた私は、完璧な引き出し率を考えようとするのではなく、「4%予算」を重視するようになった。

退職者は、退職勘定と課税勘定から毎年引き出す資金の使い方に焦点を当てるべきで、具体的には、4%(あるいはご自身が決めた金額)のうち、どの程度を生活必需品に使い、どの程度を必要ではないが欲しいものに使うかということ。

必要なものと欲しいもの

同じ4%の引き出し率でも内容が異なる場合があるということを認識しておく必要がある。

たとえば、65歳の退職者2人が、4%ルールに従って資金を引き出していると仮定する。表面的には、この2人は全く同じアプローチを取り、リスクとリターンも同じに見える。

それでは、2人の4%予算を詳しく見てみよう。

1人目の退職者

4%予算がすべて生きていくためだけに必要な額だと仮定。

毎年のインフレ調整後の引き出し額が生活に必要な水準を下回れば、生活を維持することが困難になる。

2人目の退職者

投資額の3%のみが生活の維持に必要な額だと仮定。

残りの1%は旅行や趣味に充てられる。

このような余暇活動は生活の質を高める上で重要だが、生きていくために必要というわけではない。

現在の退職者の状況もそれほど変わらない。ベンゲン氏の論文では

引き出し率を3%とすると

  • 株式に50%
  • 債券に50%

投資するポートフォリオは

少なくとも50年間は維持できることが示された。

これには大恐慌の初期の頃、1937年から1941年の株価大暴落、そして「ビッグ・バン」が含まれている。

このように、3%あるいは3.5%の予算で生活できる退職者は、大規模な市場崩壊を乗り越えられる柔軟性があるが、4%の予算すべてを必要としている退職者は、理論上は生活を維持できなくなる。

実際、年間の引き出し額をわずか5%減額する柔軟性があれば、ポートフォリオに甚大な影響を及ぼすことができる。

ベンゲン氏は次のように説明している。

例として、再び1929年の退職者について考えてみよう。

1930年の終わりに、2年目の引き出しを行おうとした時、市場はすでに1928年末から30%ほど下落しており、その後は状況が一段と悪化しそうであった。

もしこの退職者が1930年の引き出し額を5%だけでも減額し、退職後の全期間にわたり5%の減額を続ければ、減額しなかった場合に比べて資産は1949年までに20%増え、遺産として残すことができる

そして30年後に資産は25%増え、時間と共に資産はさらに増加する。

負債

退職前に負債を返済しておくことで、退職者は今年経験しているような相場下落時にも、引き出し額を柔軟に減額することがでる。

負債のない退職者と、4%予算のうち25%を借金の返済に充てている退職者を想像してみると、2人とも4%ルールに従っているが、マーク・トウェインの名言を借りれば、稲妻と蛍ほどの違いがある。

4%ルールと早期退職

4%予算に関する私の考え方の大半は、FIRE(経済的自立と早期退職を目標とするライフスタイルを啓蒙する)ムーブメントから生まれたものだ。

FIREムーブメントが盛り上がると、30代や40代で退職する人に4%ルールを適用するのは愚かなことだという指摘が広がった。

中には、FIREムーブメント自体を批判するようになった人もいた。

35歳や40歳で引退する人に4%ルールを適用することの妥当性を問うことは間違っていない。

ベンゲン氏によると、退職後の資産ポートフォリオは3%の引き出し率、あるいは3.5%の引き出し率でも、分析を試みたあらゆる市場において、50年間持続した

しかし、4%の引き出し率ではこれほど長く持続しない

まれにではあるが、4%ルールでは35年ほどしか持続しないケースもあった。

ここでも、4%予算が2つの点で重要とえいる。

一つ目

まず、早期退職者は貯蓄の3%や3.5%で生活できるだろうか。

二つ目

第2に、彼らは本当に一銭も稼ぐことなく65年間生きていくつもりなのだろうか。

あるいは、自分の希望するライフスタイルに合った方法で仕事ができるようなスキルを持っているのだろうか。

4%ルールを議論するよりも、これらの質問に答えることのほうが重要だ。

パートタイムとはいえ、働かなければならない状態を、本当に「引退」と言えるかと疑問に思う人もいるだろう。

少なくとも従来の基準からすると、引退とは言えないと思う。

しかし、51歳までにすでに2回引退し、あと3~4回引退したいと考えている者としては、「引退」の文字を入力するだけで引退した気分になれるのだ。

なるほど、勉強になったにゃ✍

それはよかった(^^)

退職後の安全な資産引き出し方法は、平常時は3%~3.5%程度で資産を取り崩して、景気が良いとき、悪いときには、それぞれ状況に応じて資産引き出し率を調整する(一時的にでも引き出し率を下げる)のが良い方法にゃ✨

その通り(^_-)

これで老後も安心だね💓

 

 

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