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投資(お金)の勉強130 【米国の大統領選挙と私たち(個人投資家)】

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猫さん、いきなりですが

11月に予定されている

重要なイベントといえば何でしょう?

アメリカの大統領選挙にゃ

そのとおり(*^^*)

民主党のバイデンさんか

共和党のトランプさんか

今から気になるねえ

コロナ危機下の米大統領選 集会中止、舞台はネット: 日本経済新聞

出典:日本経済新聞

猫はトランプを応援するにゃ

っえ、マジで??

どうして??

トランプは、おもしろいにゃ

ま、まあね

ジョーは、どっちを応援するにゃ?

僕はバイデンさんかな

オバマ前大統領を支えた

長年の経験があるしね!!

ふむふむ✍

まあ、おしゃべりはこの辺にして

そろそろ勉強を始めようか(笑)

それもそうにゃ

いつも通り、レッツゴーにゃ

米国の大統領選挙が投資家に及ぼす影響

投資を成功へと導くバンガード(世界最大級の運用会社)の基本原則の1つは、大局的な視点と規律を維持することだ。

この特性が備わっていれば、市場の不透明性が高まっている局面でも長期的な投資計画に専念することができる

米国の大統領選挙に向けた予備選挙ほど、長期にわたり、予測が困難なイベントはないだろう。

1年以上もの間、選挙に関するニュースが連日のように報道され、投資のポートフォリオに与える影響が頻繁に話題に上がる。

資産運用業界の関係者を含む多くの観測筋は、どの候補者あるいは政党が勝利を収めるかを踏まえて市場予測を行っている。

バンガードは、ほとんどの短期観測がそうであるように、このような予測は疑わしいと考えており、投資家は過去の長期データに基づいて判断すべきであると考える。

バンガードの投資戦略グループのエコノミストであるアダム・シクリング氏が150年以上の資産リターンを分析し、選挙との関係性の有無を検証した。

シクリング氏は、共和党大統領と民主党大統領それぞれの任期中のリターンに加え、選挙年に不確実性が高まることで市場のリターンが低下するか、あるいはボラティリティが上昇するかを分析した。

選挙、リターン、ボラティリティ

シクリング氏は次のように述べている。

「過去の運用実績は将来の成果を保証するものではないが、150年分のデータは、合理的な将来予測を行う上で十分と言えるだろう。『今回は状況が違う』と口実を作って過去の実績を軽視すれば、投資に関する典型的な思い違いをすることになる。」

シクリング氏が

株式60%

債券40%

のポートフォリオを用いて分析したところ、どちらの政党が政権を担うかによって若干リターンに差があることが確認された。

「ただし統計的に有意な差は認められず、差は投資期間によって変化している。投資戦略という点では、ほとんど意味がないと言える」とシクリング氏は述べている。

また、選挙年とそうでない年では、リターンに若干の差があることも分かった。

シリング氏によれば「これも統計的に有意な結果ではなく、偶発性、つまりノイズに起因すると考えられる。」とのこと。

与党が変わってもリターンはほぼ同じ

出典:vanguard

過去のデータによると、政権を握る政党によって、リターンに大きな差が出ることを心配する必要はないようだ。

では、大統領選挙の年に市場はどう反応するのだろうか。

バンガードが月次リターンを分析したところ、パフォーマンスにパターンがあることは確認できなかった

1位にランクされた月が、2位、5位、あるいは12位になることもあった。

また、過去12回の選挙年で1回だけその順位にランクされた月は平均7.2

これに対し、完全にランダムなデータ・セットでは、平均7.8だった。

つまり、選挙年の月次リターンは、ランダムなデータに極めて近いということになる。

「選挙年に戦術的に投資する戦略の大半は先読みバイアスの影響を受けており、その時点で入手できなかった情報を用いることで、想定パフォーマンスが高くなりがち。1972年と1980年のパフォーマンスをもとに『11月に買え』という戦略が1984年に推奨されたかもしれないが、1984年と1988年はアンダーパフォームした」とシリング氏は言っている。

月次パフォーマンスの分布はほぼランダム

出典:vanguard

同様に、投資家は株式市場のボラティリティが予備選挙中に上昇することも期待しないほうが良い

シクリング氏の分析によれば、大統領選挙前後の数週間は、全期間に比べて株式のボラティリティがやや低下していたが、統計上は有意ではない

株式ボラティリティは選挙前後の数週間に低下

出典:vanguard

複数の争点が絡む問題

では、投資家の心理において、米国の大統領選挙(他の選挙もだが)は、何が違うのだろうか。

バンガードの投資戦略グループでシニア投資ストラテジストを務めるジョナサン・レムコPh.Dによれば、投資家が慎重に検討し、長期戦略からの逸脱を考えるような出来事のほとんどは、争点が1つ

「しかし大統領選挙年の政治には複数の争点があり、4年間の政策に影響を与える」とレムコ氏は指摘している。

投資家は自分の投資目標と長期戦略を見失わないようにすることが重要。金融市場の仕組みは非常に複雑で、101の外部変数の影響を受け、各変数の重要度はバリュエーション、景気サイクル、投資家心理などに左右される。政治はそうした数多くの変数の1つにすぎないため、切り離して考えることでは知見を得られない」とレムコ氏は述べている。

なるほど、勉強になったにゃ✍✨

今後、米国の大統領選挙の影響で、市場の不透明性が高まることが予想されるけど、一喜一憂せず、長期的な投資計画に専念し、淡々と投資を継続することが大切だよ。

これは、米国の大統領選挙だけではなく、他の選挙にも言える事にゃ

その通り(^_-)

 

 

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