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【暗号資産(仮想通貨)】ビットコイン投資を始めるオススメの方法

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みなさま、はじめまして。

群馬県在住のジョーと申します。

この記事は『暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン投資を始めたい人向け』におすすめの投資手法をご紹介する内容となっております。

少額からビットコイン投資を始めてみたい方、投資でハイリターンを狙いたい方、株や債権だけではなく運用資産の分散を図りたいと考えている方など、幅広い人たちを対象に記事を仕上げました。

これからご紹介する投資法は『希少性の高い(発行上限数が2,100万枚)ビットコイン投資をスタートしよう』という資産運用の方法となります。

少し長くなりますが、暗号資産(仮想通貨)の特徴や基本などを優しくまとめた記事になりますので、どうか最後までお付き合いください。

それではさっそく、相棒の猫さんと一緒に解説していきたいと思います。

相棒の猫さん

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◆この記事でわかること◆
暗号資産(仮想通貨)の基本を学ぶ
ビットコイン投資のメリット・リスクを学ぶ
失敗しないビットコイン投資の始め方を学ぶ

 

 

暗号資産(仮想通貨)とは?

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暗号資産(仮想通貨)とは、『電子データのみでやりとりされる通貨』であり、法定通貨のように国家による強制通用力(金銭債務の弁済手段として用いられる法的効力)を持たず、主にインターネット上での取引などに用いられます。

2009年に運用が開始されたビットコイン(bitcoin)の登場以降、アルトコイン(altcoin)と呼ばれる派生の仮想通貨も次々と生まれ、法定通貨と仮想通貨を交換する仮想通貨取引所と呼ばれる仮想通貨交換業者が登場して、仮想通貨の保有が急速に広がりました。

暗号資産(仮想通貨)の始まりは、2008年10月にサトシ・ナカモトという人物がビットコインに関する論文をインターネット上で公開したことに遡ります。

本論文は、数多くの研究者/開発者にインスピレーションを与え、公開から3ヶ月後の2009年1月にはビットコインが誕生し、2010年2月にはビットコインを両替することができる取引所が設立されました。

暗号資産(仮想通貨)の歴史

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ビットコインに関する論文

ビットコインに関する論文

出典:coindeskjapan

国内においても、2010年7月にマウントゴックス社が東京都渋谷区においてビットコインの取引所サービスを開始しました。

2011年以降、ビットコインは世界中で急速に広まり、2014年のマウントゴックス社の経営破綻はあったものの、ビットコイン以外の仮想通貨であるアルトコインが数多く誕生したこともあり、仮想通貨市場は全体としては拡大基調にありました。

2014年1月には、我が国を代表する仮想通貨取引所の一つであるビットフライヤー社が設立され、仮想通貨が日本でも注目され始めました。

2016年2月には、DMM.comでビットコイン決済がスタートし、以降、国内のいくつかの大手企業がビットコイン決済に乗り出しました。 

ビットコインは、どのように1BTC=約0.009円から200万円超まで急騰した ...

出典:ダイヤモンド・オンライン

その後、2018年4月に「日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)」が設立されました。

2019年以降は、1月に金融庁がコインチェックを仮想通貨交換業者として正式登録したことをきっかけに、楽天ウォレットDeCurretをはじめするいくつかの取引所が新たに仮想通貨交換業者として認可を受ける等、国内においても、徐々に市場回復の兆しが見られました。

仮想通貨の仕組み

 

管理する特定主体が存在しないことが多い

仮想通貨の仕組みは、通常の法定通貨とは異なり、管理するための国家や中央銀行のような組織が存在しない場合が多いです。

主に仮想通貨を扱う者同士によるピア・トゥー・ピア(P2P:Peer to Peer)と呼ばれる方式が採用されており、ユーザー同士で取引の情報が管理されます。

また発行数に上限がある仮想通貨が多く、流通量に対する需要と供給により価格が変動します。

暗号資産(仮想通貨)の特徴

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暗号資産(仮想通貨)の特徴を以下に整理します。

※ 以下の記述につきましては、仮想通貨の代表例である「ビットコイン」を念頭に置いた内容となります。

①中央管理者が存在しない

 

法定通貨と異なり、仮想通貨には価値を保証する中央集権的な発行主体や管理者が基本的には存在しません

P2Pでトランザクションを参加者全員で監視するブロックチェーンという仕組みによって、中央銀行の持つ信用が価値を保証する法定通貨とは異なる方法で価値を担保している点に特徴があります。

SuicaやPasmoといった電子マネーについては、あくまで日本円を電子化したものであり、法定通貨である日本円を発行する中央銀行である日本銀行の信頼性に依拠したものである)。

②発行上限が存在する

 

中央銀行が発行する法定通貨の場合、自国の経済状況に応じて、発行枚数を変更することができます。

一方で、仮想通貨には中央管理者が存在せず、発行枚数を変更することは基本的には不可能です。

そのため、多くの仮想通貨では発行上限枚数を定めており、貨幣の価値が維持されるように設計されています。

例えば、ビットコインでは、発行上限枚数は2100万枚に設定されています。

仮想通貨の発行枚数上限が少ないと価格は上昇傾向?少ない順ランキング ...

出典:Coincheck

③換金可能である

 

電子マネーの場合は、日本円などの法定通貨に換金することができない仕組みになっていますが、仮想通貨は、その時点での時価で売買を行うことが可能です。

暗号資産(仮想通貨)の種類

暗号資産(仮想通貨)は1,000種類以上あると言われ、下記はその一部を示しています。ビットコイン(BTC)以外の暗号資産(仮想通貨)は総じて「アルトコイン(Altcoin)」と呼ばれます。

アルトコインにはビットコイン(BTC)をベースに作られたものが多く、コインごとに開発された目的、発行ルール、取扱取引所などが違います。一部の取引量の多いアルトコインを除き、まだ知名度も価格も低いコインが非常に多くなっています。

暗号資産(仮想通貨)の種類

出典:GMOコイン

それに対し、時価総額と取引量で圧倒的な優勢を占めているのはビットコイン(BTC)です。

2017年以前、ビットコイン(BTC)の時価総額は暗号資産(仮想通貨)全体の8~9割を占めていましたが、2017年に入ってからアルトコインのシェアが徐々に上がり、ビットコイン(BTC)のシェアは続落しました。

特に2017年6月、イーサリアム(ETH)の価格急騰によってビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のシェアが急接近し、一時6%差まで迫りました。(ビットコイン約39%、イーサリアム約33%)。

出典:GMOコイン

その後ビットコイン(BTC)のシェアは回復したもののピーク時の水準には戻っておらず、2018年は40%~50%前後で推移しています。

2020年の、市場シェアはおよそ70%程度と推定される。

暗号資産(仮想通貨)の使い方

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仮想通貨の具体的な利用用途については、下記の3つ通りです。

①投資・投機

 

仮想通貨は価格が固定されていないため、投資の対象となります。

そのため、将来有望と思われる仮想通貨の価格上昇ないしは下落を見込んで、投資を実行することで、利益を得ることが可能です

また、仮想通貨FXの仕組みを活用すれば、価格下落局面においても、収益化の機会を得ることができます。

②送金・決済

 

仮想通貨は所有権の移転が可能であるため、決済に利用可能です。

仮想通貨決済に対応した店舗やウェブサイトなどでは、仮想通貨を利用したショッピングが可能であり、仮想通貨を利用することで、海外送金を割安な手数料で行うことができます。

③分散型アプリケーション開発

 

仮想通貨は分散型アプリケーション開発にも用いられる場合があります。

具体的には、イーサリアムにおけるETH等が挙げられます。

暗号資産(仮想通貨)のリスク

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暗号資産(仮想通貨)が抱えるリスクの中で、代表的なものは下記の8つの通り。

①価格変動リスク

 

仮想通貨は、価格変動(ボラティリティ)が大きいため、需給バランスの変化や、物価、天災地変、戦争、政変、法令・規制の変更、仮想通貨に係る状況の変化、その他予期せぬ事象や特殊な事象等の影響により、価格が乱高下する可能性があります。

②秘密鍵やパスワードの紛失リスク

 

ウォレットの秘密鍵やパスワードを紛失した場合、保有する仮想通貨に一切アクセスできなくなる可能性があるため、細心の注意が必要です。

③サイバー攻撃による盗難リスク

 

サイバー攻撃によって、取引所または自身が保有するPC/スマホから秘密鍵が漏洩した場合、悪意のあるハッカーによって、保有する仮想通貨が盗難されてしまうことがあります。

④取引所の経営破綻リスク

 

外部環境の変化等によって、仮想通貨取引所が事業を継続できなくなった場合、取引所の体制によっては、取引所に資産を預けている利用者の資産が返還されない場合があります。

⑤ネットワーク上のトラブルリスク

 

仮想通貨の取引は、仮想通貨ネットワーク上で承認されることで完了します。

そのため、ネットワーク上で何らかのトラブルが起こり、取引がキャンセルされることも考えられます。

⑥システム障害リスク

 

取引所や使用しているインターネット回線、パソコン等にシステム障害が発生すると、取引ができなくなる等のトラブルが生じる可能性があります(※ 取引所に責任があることが証明された場合、補償されるケースも有り)。

➆51%攻撃のリスク

 

悪意のあるマイナーによって、ある特定の仮想通貨のハッシュレートの51%が占有された場合、不正な取引が行われるリスクがあります。

⑧法令・税制の変更リスク

 

国内の仮想通貨に係る取り扱いについて、法令や税制が変更される場合があります。それに伴い、仮想通貨価格の下落、取引の停止、税負担の増加といった問題が発生する可能性があります。

国内における主な取引所/販売所

仮想通貨の手数料が安いおすすめ取引所ランキング【17社から3社に厳選 ...

出典:MAStand

2020年6月現在において、国内には20社を超える仮想通貨交換業者が存在します。具体的には、以下の通りです。

 

1 株式会社マネーパートナーズ
2 QUOINE株式会社
3 株式会社bitFlyer
4 ビットバンク株式会社
5 SBI VCトレード株式会社
6 GMOコイン株式会社
7 フォビジャパン株式会社
8 BTCボックス株式会社
9 株式会社ビットポイントジャパン
10 株式会社DMM Bitcoin
11 TaoTao株式会社
12 Bitgate株式会社
13 株式会社BITOCEAN
14 コインチェック株式会社
15 楽天ウォレット株式会社
16 株式会社ディーカレット
17 LVC株式会社
18 株式会社LastRoots
19 FXcoin株式会社
20 オーケーコイン・ジャパン株式会社
21 株式会社フィスコ仮想通貨取引所
22 テックビューロ株式会社
23 株式会社Xtheta 

 

結局、初心者は何を買えばいいにゃ??

おすすめは、数多くある仮想通貨の中でも最も流通量が多く、世界で初めて取引された仮想通貨と言われている『ビットコイン』がおすすめだよ。

詳しく教えて欲しいにゃ✨

復習もかねて、詳しく解説するね。

ビットコインとは?

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ビットコインとは、仮想の通貨(仮想通貨の一種)です。

2008年10月、ネット上に「Satoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)」と名乗る人物が、国家や銀行を介さない分散管理型の仮想通貨について書いた論文を投稿したことから始まりました。

ビットコインは数多くある仮想通貨の中でも最も流通量が多く、世界で初めて取引された仮想通貨といわれています。

ビットコインは、通貨の発行枚数が2,100万枚と決められています。またビットコインには通貨を管理する中央組織がありません。

制限なくビットコイン発行すると、通貨が市場から余り、価値を下げることになってしまいます。そういった懸念から、あらかじめ発行枚数の上限が決められているのです。発行枚数に上限が定められていることで、ビットコインの価値が保たれているといえます。

ビットコインをはじめとする仮想通貨の通貨価値は、多くの人に使用され、需要が増加することで高まる傾向にあります。

ビットコインは世界で最初に世に出た仮想通貨であり、すでに多くの人が使用しています。使っている人の多さがビットコインの価値となっているため、価格の暴落が起きても再度価格が上昇しやすくなっているのです。

ビットコインの最高値を記録

ビットコイン投資

出典:Coincheck

ビットコインは、2012年の後半から価格の上昇が顕著になり、2017年には1BTC=200万円以上の値をつけ、この価格高騰により日本でも広く知られるようになりました。

ビットコインは国内外の仮想通貨の取引所ほぼ全てで取扱いがされており、手に入れやすい仮想通貨でもあります。

ビットコインの将来性について

 

 【ビットコインチャート

ビットコインチャート

出典:Coincheck

ビットコインは、2020年4月現在、1BTCあたり70万円前後の価格を維持しています。

これまで何度も価格暴落を経験しているビットコインですが、仮想通貨の中でもっとも高い価格を維持し続けられている理由は『ビットコインの価値を評価する人が多くいる』からです。

評価軸として、「時価総額が大きい」「知名度が高い」「基軸通貨として利用されている」といった点があげられます。

また、ビットコインを含む仮想通貨は、インフラレイヤーにまだまだ課題を抱えているテクノロジーです。しかし、様々な解決策が提案・議論・実装され、解決に向けて動き続けています。

仮想通貨が抱える問題は近い将来改善され、数億人規模のユーザーが使うインターネット金融プロトコルになる可能性が高いとされています。

このように、多くに人がビットコインを評価し、高い価格を維持し続けているという点から、ビットコイン、ひいては仮想通貨全体の将来性は期待できるものといえます。

ビットコインの3つの特徴

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ビットコインには、3つの特徴があります。

以下、順番に説明します。

①ブロックチェーンのおかげでセキュリティが万全

 

ビットコインにはブロックチェーン技術が採用されています。

ブロックチェーンとは、分散型ネットワークを構成する複数のコンピューターに、暗号技術を組み合わせ、取引情報などのデータを記録するものです。

複数のコンピューターでデータを記録することから、「分散型台帳」とも呼ばれています。ブロックチェーンという名前の由来は、取引データをブロック単位で記録し、チェーン()のようにつないで蓄積することからきています。

ビットコインの取引履歴は、一定の時間間隔で生成されるブロックと呼ばれるものに格納されます。

ビットコインの取引情報は、ビットコインネットワークに参加する不特定多数の人によって記録共有されます。ビットコインの通貨システムは、不特定多数の人が取引の正当性を検証・承認することで、稼働しています。

ブロックチェーンは暗号技術が組み合わされており、データの改ざんは非常に難易度が高いとされています。

仮に一部のコンピューターで取引データを改ざんしたとしても、取引データは他のコンピューターとの多数決によって選ばれるため、改ざんされた記録が正しいデータとして選ばれることはありません。

特定の管理者ではなく、複数のコンピューターで管理するため、データの信頼性が担保されています。

②P2P技術の活用で管理者がいない通貨

 

ビットコインは、管理者やサーバを必要としないP2P(ピアツーピア)技術が活用されています。P2Pとは、「peer-to-peer」の略称です。

P2P技術とは、ネットワークを利用する際にサーバを使わず、端末同士を直接つなぎ、データ共有などができる通信技術のことをいいます。ネットワークに接続している端末 は「ノード」と呼ばれ、ノードが接続し合っているネットワークをP2Pネットワークと呼びます。 

P2P技術の最大の特徴は、「サーバや特定の管理者を持たないこと」です。管理者が不正をするリスクがなく、通貨の信用性の担保を管理者に依存することもありません。P2P技術の活用により、ビットコインは「誰も信用する必要のない通貨」といえます。

③送金が早くて簡単

 

ビットコインの送金は、スピーディー且つ簡単に行うことができます。ビットコインの送金は、送金者が受け取り側に提示されたビットコインアドレス宛てに送金するだけで完了します。 

海外送金などは、一般的に銀行振込が使われます。銀行を介する振込では、送金から着金までにタイムラグが発生し、数日かかることも珍しくありません。

ビットコインの送金であれば、銀行などを介さず当人同士で直接の送金ができるので、相手がどこにいても数十分で送金が完了します。

また、ビットコインの送金は、送金手数料が安いことも特徴の一つです。円やドルなどの法定通貨を海外に送金する場合、複数の銀行を介するため、手数料が高くなってしまいます。

ビットコインはインターネット上の通貨なので、相手にダイレクトに送金することができるため、低コストでの送金が可能です。

ビットコイン投資の特徴

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続いて、ビットコイン投資の特徴について紹介します。

特徴① 値動き幅

 

ビットコイン投資の特徴として、FXや株などと比較して値動き幅が大きい点が挙げられます。

ビットコインの値動き幅が大きいときには、ビットコイン価格は1日で数十%ほど上昇したり下落したりします。

市場参加者数やビットコイン取引量がまだまだ少ないこと、株式市場のようなストップ高・ストップ安がないことなどが、値動き幅を大きくする原因だと言えます。

そのため、高騰時と暴落時の落差が激しいことが、ビットコインの値動き幅の特徴だと言えるでしょう。

仮想通貨初心者はこの値動き幅に左右されやすく、長期保有していられず利益を出すことが難しいこともあります。

ただし、値動き幅が大きいことは、膨大なリターンを得られるチャンスでもあります。2017年10月にはビットコインは50万円前後の値動きでしたが、12月には価格が200万円を突破しました。

わずか2カ月間で4倍以上も高騰したことで、ビットコインは世界中のトレーダーからも大きな注目を集めました。

日本での仮想通貨元年と呼ばれた2017年は、短期間で膨大な利益を出した「億り人」と呼ばれる人が誕生した年でもあります。

このような値動きの激しさによって、ハイリスク・ハイリターンの投資の一つとして、ビットコインはトレーダーのあいだにも浸透していきました。

特徴② 少額投資

 

また、ビットコイン投資は、少額から投資ができるという特徴があります。

Coincheckなら0.001BTCから購入可能であり、500円から取引ができます。そのため、仮想通貨初心者でも参入しやすい投資だと言えるでしょう。

取引方法がわからない人でも、少額から投資を始めて、取引をしながら慣れることも可能です。少額で投資可能ということは、投資に失敗した場合でもローリスクで済むということです。

株式投資の場合は、基本的に数万~数十万からの取引になることが多く、ある程度の余剰資金を有していないと投資が難しいケースもあります。

また、株式の信用取引やFXなどは、投資に失敗した際の負債が高額になるケースがあることがデメリットだと言えるでしょう。

ビットコイン投資は少額でも始められることから、若者から高齢者まで幅広い世代の人に利用されている投資だとも言えます。

特徴③ 手数料

 

ビットコイン投資の特徴として、株式投資などと比較して手数料が安い傾向にあることが挙げられます。

例えば株式投資では、約定金額が10万円の場合は証券会社に支払う手数料が数十円〜数百円くらいかかりますが、ビットコイン投資の場合は手数料がかからない場合もあります。

また、ビットコイン投資ができる仮想通貨の取引所は、口座作成手数料や口座維持手数料なども基本的に無料です。そのため、仮想通貨取引所の口座は、仮想通貨初心者でも気軽に開設できると言えるでしょう。

なお、ビットコインとそれ以外の仮想通貨によって取引手数料が異なるケースもあるため、その点には注意しましょう。

特徴④ 送金できる

 

ビットコイン投資の特徴として、現物取引でビットコインを購入した場合、他の人に送金できるという点が挙げられます。

例えば、銀行間で送金を行う際には、銀行を通して行うため取引にタイムラグが発生するケースもあります。金額によっては数百円の手数料がかかることもあり、送金にも時間がかかります。

一方、ビットコインの場合は、個人間で直接送金ができるため基本的に手数料が安く、送金速度も速いという利点があります。また、送金手数料を多めに支払うことで、優先的に承認作業を行ってもらえるケースもあります。

ビットコイン投資のメリット

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続いて、ビットコイン投資のメリットについて説明します。

メリット① 希少性

 

ビットコインは発行上限数が2,100万枚と定められており、発行数が上限に達するのは2140年頃とされています。

ビットコインの供給量はコンピュータのアルゴリズムによってあらかじめ決められているため、発行上限を増やすこともできず、偽造することもできません。

発行枚数の上限に近づくほど、希少性が高くなることがビットコインの特徴だと言えるでしょう。希少性が高くなることで価値も上がるため、ビットコインの価格も上昇する可能性はあります。

また、仮想通貨市場は未だ発展途上であり、今後将来性がある投資としても世界中から注目を集めています。2011年の初頭のビットコインは、1BTCが1ドル以下でしたが、2015年には数百ドルまで価格が高騰しました。

このような需要に伴い、以前よりも世界中でビットコイン支払いができる店舗は増えている傾向です。希少性と将来性を併せ持つビットコインは、今後も価格の高騰が起こる可能性はあるでしょう。

メリット② 安全性

 

ビットコインには、ブロックチェーン技術やプルーフ・オブ・ワーク(PoW)と呼ばれる仕組みが導入されており、こららによってビットコインシステムの安全性は担保されています。

ブロックチェーンは不可逆的な1本の鎖のようなものであり、ビットコイン取引の記録が記載されたデータが鎖のようにつながれています。ブロックは、約10分で新しいブロックが生成される仕組みです。

ブロックチェーンは誰もが見ることができるよう全世界に公開されており、不正が起きないようになっています。不特定多数のユーザーがデータを分散共有し監視し合っている状態なため、不正をするには全てのデータを改ざんすることが必要です。

そのため、実質的には取引の改ざんが不可能であるため、ビットコインシステムは安全性が高いといわれています。

メリット③ 資産の分散

 

ビットコインは、P2P (ピアツーピア)技術が利用されており、中央機関による管理を必要としない仮想通貨です。ビットコインの価値は世界共通であるため、どの国でも利用することが可能です。

また、国家が財政破綻しそうになったときには、資産の逃避先としてビットコインが利用されることもあります。実際に過去に通貨危機が起こった際に、資産の逃避先としてビットコインが選ばれたこともありました。

つまり、国家破綻のリスクヘッジになることも、ビットコインのメリットと言えるでしょう。

どこかの国が財政破綻しそうになった際には、その国の人々がビットコインを資産の避難先にすることもありえるため、その際にはビットコイン価格が高騰する可能性もあります。

ビットコイン投資のリスク

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投資にはリスクがつきものですが、ビットコイン投資にもリスクはあります。

リスク① ハッキングリスク

 

ビットコインシステム自体はブロックチェーン技術などによって安全性が保たれていますが、売買ができる取引所にハッキングリスクが完全にないわけではありません。

実際に、2014年2月には大手取引所のマウントゴックス社がハッキングされたことが原因で、ビットコインを多額に奪われ破産しました。

2018年5月には、モナコインのブロックチェーンがハッキングによって攻撃を受けています。

ハッカーは、水面下でブロックチェーンのブロックを大量につなぎ合わせ、既存のチェーンにこれをつなげました。不当な取引記録を記したチェーンを利用し、仮想通貨をだまし取ったといわれています。

この事件で、海外の業者が約1,000万円の被害を受けました。このようなハッキングリスクがあるため、日本国内の取引所ではセキュリティを高めるなど対策を講じる取引所が増えています。

そのため、このようなハッキングリスクを考慮したうえで、仮想通貨初心者は余剰資金内でビットコイン投資をすることが大切です。

リスク② 保証がない

 

ビットコインは管理している中央集権や機関がないため、保証がないとも言えます。

株やFXでは、信託保全のような保証が行き渡っています。信託保全とは、顧客の資産とFX会社の運営資金が完全に分離されており、顧客の資産は守られていることを意味します。

ビットコインには、このような制度が行き渡っていない部分もあり、ハッキング被害や取引所の倒産などが起きた場合には、ビットコインが戻ってくる保証がないというリスクが挙げられるでしょう。

世界各国で仮想通貨のハッキング被害は発生しているため、二段階認証を設定したり、ウォレットを利用して資産を分散管理したりするなど、自身で行えるセキュリティを設定しておく必要があります。

ちなみにビットコインはブロックチェーン技術のおかげでセキュリティが強く第三者による不正を防いでくれます。

おすすめはCoincheckで口座開設

coincheck(コインチェック)

出典:Coincheck

コインチェック株式会社(以降、Coincheck)は2014年8月に誕生した日本の仮想通貨の取引所です。

Coincheckはアルトコインの取扱いの多いことが魅力の1つで、設立以降、順調にユーザー数、取引高ともに伸ばして来ました。

2018年4月には顧客保護の観点から適切かつ確実な業務運営の確保を目的として、マネックスグループにグループ入りました。これにより、Coincheckはマネックスグループの全面的な支援を受けて新しい経営体制を構築することとなりました。

Coincheckの評判って、実際どうにゃ??

例えば下記のような7つのメリットが挙げられるよ。

①初心者でも使いやすい

 

Coincheckウォレット

出典:Coincheck

Coincheckは、初心者でも使いやすい仮想通貨取引所との高い評価を得ています。初心者でも使いやすい理由の1つは、チャート画面や取引画面が見やすいことでしょう。

以前より「日本で一番簡単にビットコインを買える取引所」を掲げていたこともあり、操作方法がわからないはじめての人でも容易に操作できるデザインになっています。

また、経営陣がSNSを通じてユーザーからのリクエストに応えて機能を追加したこともありました。

②取り扱い仮想通貨の種類が多い

 

Coincheckの取り扱い仮想通貨

出典:Coincheck

Coincheckは国内の取引所の中でも仮想通貨の取り扱い種類が多いのが特徴です。

代表的なビットコイン(BTC)のほか、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラッシック(ETC)、リップル(XRP)、ネム(XEM)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)などの11種類の取り扱いがあります(2020年1月時点)。

中にはリスク(LSK)やファクトム(FCT) のようにマイナーなアルトコインも含まれていますので、取引量の少ない仮想通貨に注目している人にも適した取引所ともいえるでしょう。

③スマホアプリが便利

 

コインチェックアプリ(iOS)

出典:Coincheck

Coincheckは使いやすいスマホアプリを提供しています。アプリではチャートや時価評価額の確認だけでなく、日本円の入出金、仮想通貨の購入や売却、受け取りと送金ができます。

スマホがあれば一通りCoincheckの機能を利用することができます。また、総資産画面やチャート画面が見やすく、ウィジェット機能やプッシュ通知機能があるため、いつでもどこでもタイミングを逃すことなく仮想通貨の取引が可能な点も魅力となっています。

④最大年率5%の貸仮想通貨サービス

 

コインチェックの取り扱い通貨

出典:Coincheck

Coincheckには保有している仮想通貨を、Coincheckに貸し出すことのできる貸仮想通貨サービスがあります。

貸仮想通貨サービスでは、Coincheckにコインを預け、一定の期間が満了すると利用料が付いて戻ってきます。貸出期間は14日間、30日間、90日間、360日間の中から選ぶことができます。

貸仮想通貨サービスで10種類の仮想通貨を貸し出すことができ、4種類の貸出期間を選ぶことができるのは、日本国内の取引所ではCoincheckのみです。

⑤日本円から仮想通貨を直接購入できる

 

コインを買う

出典:Coincheck

取扱通貨のすべてを日本円から直接購入できるのは、Coincheckを利用するメリットの一つです。仮想通貨の取引所の中には、仮想通貨の種類によっては、ビットコイン(BTC)でしか購入できないこともあります。

例えばビットコイン(BTC)でしかアルトコインを購入できないと、日本円からビットコイン(BTC)を購入する際とビットコイン(BTC)からアルトコインに購入する際の2回手数料が発生し、必要のない取引手数料を払うことになってしまいます。

その点、Coincheckならすべての通貨を日本円あるいはビットコインで直接購入することができるため、手間を省いてすぐに購入できる使い勝手の良さがあります。

⑥電気代をお得にできる

 

Coincheckでんき

出典:Coincheck

Coincheckでんきには、電気代をビットコインで(BTC)支払うことのできる「ビットコイン決済」と、ビットコイン(BTC)をもらえる「ビットコイン付与」の2つのプランがあります。

ビットコイン決済プランは、既存の電力サービスより1〜7%電気料金がお得になり、ビットコイン付与プランは、電気料金の1〜7%がビットコインとして貯まります

そのためCoincheckでんきは、電気代をお得にできるサービスであるといえるでしょう。なお、Coincheckでんきの供給エリアは北陸、四国、沖縄、離島以外の日本全国で、供給エリアは順次拡大を続けています。

➆ガス代をお得にできる

 

ガス料金の支払いでビットコインがもらえる・使える「Coincheckガス ...

出典:Coincheck

Coincheckガスは、ガス料金の支払いを「現金払い」か「ビットコイン払い」にすることで、お得にガス代を支払うことができるサービスです。

Coincheckでんきと同じく、次の2通りのプランがあります。

ガス料金を現金で支払う場合

 料金の最大3%をビットコインで還元する

ガス料金をビットコインで支払う場合

 料金の3%を割り引く

ビットコイン投資の始め方

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まとめに入ります。

暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン投資を始めたい人向け』という人にとって、おすすめの投資手法は以下の通りです。

 

コインチェック(Coincheck)を活用して
希少性の高い(発行上限数が2,100万枚)
ビットコイン投資を少額からスタートしよう

 

 投資を始めるステップ

Coincheckでの口座開設

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ビットコインを選択する

取引量を入力する

購入ボタンをクリックする

コインを買う

出典:出典:Coincheck

おすすめの投資法を教えてにゃ✨

初心者におすすめの投資手法は、複数の仮想通貨(イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など)に分散投資し、短期トレードを避け、なるべく長期で運用することをおすすめします。

なるほどにゃ✍

まずは少額からビットコインを購入してみましょう。

これから投資を始める皆さまへ

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これまで、『希少性の高い(発行上限数が2,100万枚)ビットコイン投資をスタートしよう』という資産運用の方法について紹介・解説してきました。

暗号資産(仮想通貨)は1,000種類以上あることから、どれに投資をするか迷われることと思いますが、初心者には時価総額と取引量で圧倒的な優勢を占めているビットコインを少額から購入することをお勧めします。

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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

暗号通貨(仮想通貨)投資以外の資産運用の方法も知りたい、という方は下記の記事をおすすめしていますので、是非お読みください。

 

高配当株投資で『不労所得を得る方法』に興味がある方は、こちらの記事にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。

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