投資(お金)の勉強88 【iDeCo(イデコ)や企業型DC(確定拠出年金)の出口戦略について】
iDeCo(イデコ)や企業型DC(確定拠出年金)で作った老後資金が退職時に暴落したらどうすればいい?
◆iDeCoや企業型DCは
暴落で致命傷を負う
ポートフォリオ(金融商品の配分)
を組んではいけない
◆iDeCoや企業型DCは
老後資金のための運用だから
明確な出口戦略が必要
◆つみたてNISAなど
余剰資金を運用する投資とは
別物と考えよう
具体的には、どうすれば良い?
◆歳をとるごとに
債券またはキャッシュ
の割合を増やしていく
◆老後生活が始まったら
「定率」で取り崩す
iDeCoや企業型DCは老後資金を作るための制度
◆現役時代に貯めたお金を
老後に取り崩して
生活費にする仕組み
取り崩し方法は?
◆一括
◆年金
◆その他の組み合わせ等
受け取り方法は色々あるけど
結局は資産の取り崩しが大前提
株価暴落で大ダメージ?
◆iDeCoや企業型DCは
株価暴落で資産が減少すると
ダメージ以外のなにものでもない
◆iDeCoや企業型DCにおいては
長期でずっと保有していれば
右肩上がりになるだろうという
考え方は危険
◆取り崩しが前提であり
取り崩す時期も決まってるから
つみたてNISAとは何が違うの?
◆使用時期や用途を決めずに
余剰資金を長期で運用してる
投資とは根本的に違うということ
◆iDeCoや企業型DCは
老後資金のための投資
老後世代が直面する3つのリスクはこれにゃ↓↓
長生きリスク
◆いつまで生きるかわからない
◆いつ死ぬかわからない
思考力の低下リスク
◆加齢により思考力が低下した
高齢者は
金融詐欺にあいやすい
◆高齢の場合
運用パフォーマンスが
下がりやすい
順序リスク
◆一定期間の平均収益率が同じでも
収益率の変動パターンの違いにより
資産額が大きく変動してしまう
というリスクのこと
※例※
◆今、退職して3,000万円の株
(ファンド)を持ってるとする
◆毎年150万円ずつ取り崩して
残りのお金を運用する
ケース①
残ったお金(2,850万円)
の運用利回りが
1年目:+20%
2年目:+15%
3年目:+5%
4年目:-10%
5年目:-20%
ケース②
残ったお金(2,850万円)
の運用利回りが
1年目:-20%
2年目:-10%
3年目:+5%
4年目:+15%
5年目:+20%
ケース①とケース②は真逆の数値にゃ
トータルで見たら
数字は同じだよ(^^)
5年後にどうなったか?
ケース①の資産残高は
2,500万円
ケース②の資産残高は
2,200万円
◆5年後の平均収益率は
同じなのに
結果がこれだけ違う
◆これが順序リスク
つまり、退職直後で暴落が来たら
明らかに不利になるということ
それじゃあ、どうすればいいにゃ?
対処法①
◆歳を取ったら
暴落の影響を大きく受けるような
ポートフォリオにはしない
◆年齢が上がるごとに
債券やキャッシュの割合を増やす
◆50歳を過ぎたぐらいから
配分変更やスイッチングで
債券を増やしていく
配分変更とは
◆毎月の掛金で購入する
運用商品の種類や
配分割合を変更すること
◆毎月株を買ってたのを
債券を買う比率を増やしていく
スイッチングとは
◆これまでに積み立ててきた
資産の商品構成などを
変更すること
◆株を売って
債券に変更する
対処法②
◆運用しながら
定率で取り崩す
◆取り崩しは
定率で行う
◆相場が高いときに多く売って
安いときには少なく売る
※例※
毎年100万円を取り崩す
☞×
毎年4%ずつ取り崩す
☞○
◆ドルコスト平均法の
逆みたいなイメージ
◆定率取り崩しは
順序リスクを低減する効果がある
iDeCo(イデコ)や企業型DC(確定拠出年金)の出口戦略について
◆3つのリスクに備えて
シンプルで
低リスクなポートフォリオを
定率で取り崩していくことが大事
◆iDeCo(イデコ)は
60歳以降も運用はできる
◆60歳で価値が下がってたら
そのまま持ち続けることは出来る
◆ただし70歳までには
必ず申請しないといけない
(一生持ち続けれるわけではない)
◆基本的には老後の資金
使用用途も
時期も決まっている
◆70歳までに回復しなかったら
結局損してしまう
◆そのうち右肩上がりになる
なんて悠長なことも
言ってられない
iDeCoの節税メリットだけを活かして老後資金以外を運用したらどうか?
◆たしかに節税メリットはあるけど
資金拘束が大きなデメリットとなる
投資は運用目的によって手法は変わる
◆同じインデックス投資でも
iDeCo(イデコ)や
企業型DC(確定拠出年金)は
老後資金のための運用だから
特定時点(60歳)での
明確な出口戦略が必要
◆高配当株投資や
他の投資とは目的が違う
◆使用時期や用途を定めない運用なら
株式長期投資が最適解
つみたてNISAを活用した
米国または全世界への分散投資
金の鶏を食べるか、金の鶏の卵を食べるか?
【配当の出ない投資の場合】
◆楽天VTIや楽天VTなど
キャピタルゲイン(値上がり益)
で利益確定
◆どこかで売っていく戦略
◆金の鶏🐓を
どこかの時点で
美味しく食べる
【高配当株投資の場合】
◆HDVやVYMなど
インカムゲインで利益確定
◆資産総額は気にしなくて良い
◆基本は持ち続ける戦略
◆金の鶏🐓は持ち続けて
金の鶏🐓が生む卵を
美味しく食べ続ける
iDeCo(イデコ)や企業型DC(確定拠出年金)には明確な出口戦略が必要にゃ
その通り✨
各自に合った
最適な投資方法を探そう(*^^*)
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