投資(お金)の勉強118 【個人投資家のリターンを下げる最大の要因はこの2つ】
最近ずっと雨☔にゃ
梅雨だからねえ(>_<)
猫は会社までバイクで行ってるから、雨と雪は天敵にゃ
毎日お疲れさまです!
運転、気を付けてね(^^)
ところで今日は何の勉強をするにゃ??
今日はねぇ
個人投資家のリターンを下げる
2つの要因について
勉強しようと思います(*^^*)
なんだか楽しそうにゃ
きっと勉強になると思うよ
それじゃあさっそく始めるにゃ
はーい(^^)/
なぜ個人投資家のリターンは市場平均を下回るのか
投資でのリターンを上げるには、どのファンドやどの銘柄を選んだらいいか、もしくはいつ投資をすればいいのかに焦点があたりがちだけど、投資成果というのは投資しているファンドの成績やタイミングよりも、そのファンドを持っている「投資家の行動」によって決まる。
日本ではあまりこの行動ファイナンスについてのリサーチが進んでいないのだが、米国には個人投資家の「非合理的な行動」を調査している会社がある。
今回はそのレポートを参考にしながら話を進めていく。
市場平均を下回る個人投資家のリターン
【投資家のリターンVS市場平均リターン】
出典:楽天証券
この表は米国の投資家の平均的な株式ファンド、分散ファンド、債券ファンドのリターンとS&P500(米国の代表的な株価指数)のリターン、債券インデックスのリターンを表している。
赤い丸で囲っているところが、過去10年間の投資家が株式ファンドで得た平均リターンが4.23%に対して、S&P500は7.31%となり、約3%の年間リターンの差が出ている。
その一段上の20年間のリターンで見ると約3.5%も年間リターンで遅れをとっていることになる。
3.5%の差と言ってもそれほどピンとこないかもしれないが、20年でみると結構な差になる。
↓↓例えば↓↓
10万ドルを
20年間4.67%で運用した場合
インフレ調整前で
➡約25万ドルになる
これをS&P500の
8.19%で運用した場合
➡約48万ドルになる
株が下がると現金を増やし、上がると現金を減らす投資家
株価というのは短期的には「投資家心理で動く」ので、下がっているときに買って、高くなりすぎたときに売った方がいいというのは直感的に分かると思う。
↓↓例えば↓↓
東京23区内にある駅近の
新築ワンルームマンションが
➡1,500万円だったら安い
と考えると思うし、逆に
➡3,000万円だと高い
と思うでしょう
ただそれが
投資になると
逆の動きをしてしまう
【株価の動きと反比例する投資家の現金比率】
出典:楽天証券
この図は赤の折れ線がS&P500で、青の折れ線がマネーマーケットファンド、つまり投資家の現金比率を表している。
2000年のITバブル崩壊後に株価は急落しており、その時に投資家はファンドを売却して現金比率を上げている。
また2008年のリーマンショックの時には短期間で株価が半分になったこともあり、慌てた投資家が下落の恐怖から一刻も早く逃れるためにパニック売りをし、現金比率を半分ぐらいまで上げていることがわかる。
またリーマンショックの後、株価が上がっていき強気が大勢を占めると、現金比率を一気に下げて投資に回しているのがよく分かる。
個人投資家のリターンを下げる最大の要因はこの2つ
【個人投資家のリターンを下げる主な要因】
出典:楽天証券
この図は20年間でのS&P500インデックスと投資家の平均リターンの差が「何に起因しているのか?」を表したもの。
一番大きな要因はやはり
- 投資家の非合理的な行動
で、全体の約半分を占めている。
つまり下がっている時の
- パニック売り
と、上がっている時の
- 熱狂的な買い
がそのパフォーマンスを下げる大きな原因である。
また「ファンドのコスト」ももちろんリターンを下げる要因になり、その次の原因として「途中で現金化してしまう」のもリターンを下げる事になる。
これはファイナンシャルプランを立てていないために必要以上に運用にお金を回しているためか、衝動的な出費によって現金が必要になった為、と考えられる。
繰り返しになるが、保有ファンドの成績やコストよりも『投資家自身の行動が運用リターンを下げてしまっている』。
市場平均よりもリターンが出ていない投資家の方は、ファンドの成績などよりも「マーケットに居続けることができたかどうか」を振り返ってみよう。
今日も勉強になったにゃ~
ありがとにゃ✨
どういたしまして(^_-)-☆
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